人に出会ったら大きな声で「こんにちわ」
わかれるときには「さようなら」
幼稚園や小学校でふつうに習った最も簡単な言葉。
しかし、大人になると意外とこれらの言葉聞かない。
言うのに少し抵抗がある。何故だろうか。
たとえば、知らない人に話しかけるのに
「すみません」とか「恐れ入ります」とかは
は日常使っている。
また、その場を去るときも
「失礼します」とか「お邪魔致しました」とか。。
そんな私には「こんにちわ」「さようなら」がとっても新鮮に聞こえる。
仕事でたまに小学校に行くことがある。
まだ生徒さんがいる時間なら、多くの子供たちと出会うが
たいていの子供たちは自分から「こんにちわ」と声をかけてくれる。
つられて私も「こんにちわ」と笑顔で答える。
日常の基本動作なのに、「こんにちわ」の一言を意識してしまう。
まちで知らぬ人とすれ違った時、大人はたいてい会釈で済ます。
無言の美。相手に干渉しない日本人の美。
「こんにちわ」と知らない人に声をかけることは少ない。(少なくとも私は)
小学生でも内向的なのか、すれ違っても会釈のようにうつむく
だけの子もいる。そんなときに「さようなら」などと声をかけるとほぼ100%
「さようなら」と返ってくる。
近頃の子供の教育はとか何とか言うけど
子供たちも捨てたもんではないなぁ。
挨拶を恥ずかしがらずにできるんだもんな。大人よりも上手に。
今日はそのためなんだかうれしい一日だった。(単純)
何となくうきうきした気分で家に帰ってマンションの住民に
「こんにちわ」と声をかけたら「こんばんわ」と返ってきた。
。。。ちょっと恥ずかしかった夜11時のビジネスマン。
以上は去年の7月にここに書いた記事です。
例の学校改修も佳境に入り、あと一週間で完成というところまで
こぎつけました。今回はひさしぶりに現場担当ということで
朝礼から夕方6時頃まで現場に出て、本来のデスクワークは
その後夜にやるしかなかったので、毎日深夜2時前までかかって
片付けていました。そりゃそうやね。現場に出ても自分の仕事は
決して減りませんから・・
学校の現場では部活にいそしむ中学生と毎日顔を合わせます。
「こんにちは」
自然とその挨拶がワタシの口から出るようになりました。
ほとんど100%「こんにちは」と返事が返ってきます。
挨拶は最小限のコミュニケーションツール。
挨拶が出来ない人は、仕事もろくに出来ない人。
私はそう思ってしまいます。だってその余裕さえないような
小さな人間だと思いますから。
4歳の息子がうちには居ますが、英語教室よりもリトミックよりも
挨拶を大きな声で出来る子になってもらいたいといつもやらせてます。
最近、自発的に「こんにちは!」「さようなら!」が出来るようになりました。
この前、エレベーターで「こんにちは!」とせっかく言ったのに
相手のおじさんは小さく頷いただけで返事をしてくれませんでした。
するとうちの息子、あろう事かこう言いました。
「お返事の出来ない人はろくなもんじゃないな。」
慌てて「ごめんごめん。こんにちは。」と言う始末。
「失礼なこと言ってすみません。(^^ゞ」とフォローしながらワタシは冷や汗。
どこで覚えたんでしょうかね。たぶんワタシが日頃そう言ってるんでしょうね。
教訓 「挨拶は声を出して元気よく!」
もひとつ・・(笑)
教訓「子供の前で滅多なことは言わないこと」