人に出会ったら大きな声で「こんにちわ」

わかれるときには「さようなら」


幼稚園や小学校でふつうに習った最も簡単な言葉。


しかし、大人になると意外とこれらの言葉聞かない。

言うのに少し抵抗がある。何故だろうか。


たとえば、知らない人に話しかけるのに

「すみません」とか「恐れ入ります」とかは

は日常使っている。

また、その場を去るときも

「失礼します」とか「お邪魔致しました」とか。。


そんな私には「こんにちわ」「さようなら」がとっても新鮮に聞こえる。


仕事でたまに小学校に行くことがある。

まだ生徒さんがいる時間なら、多くの子供たちと出会うが

たいていの子供たちは自分から「こんにちわ」と声をかけてくれる。

つられて私も「こんにちわ」と笑顔で答える。


日常の基本動作なのに、「こんにちわ」の一言を意識してしまう。


まちで知らぬ人とすれ違った時、大人はたいてい会釈で済ます。

無言の美。相手に干渉しない日本人の美。

「こんにちわ」と知らない人に声をかけることは少ない。(少なくとも私は)


小学生でも内向的なのか、すれ違っても会釈のようにうつむく

だけの子もいる。そんなときに「さようなら」などと声をかけるとほぼ100%

「さようなら」と返ってくる。


近頃の子供の教育はとか何とか言うけど

子供たちも捨てたもんではないなぁ。

挨拶を恥ずかしがらずにできるんだもんな。大人よりも上手に。


今日はそのためなんだかうれしい一日だった。(単純)

何となくうきうきした気分で家に帰ってマンションの住民に

「こんにちわ」と声をかけたら「こんばんわ」と返ってきた。


。。。ちょっと恥ずかしかった夜11時のビジネスマン。