「何してるの?偶然だね
こんなところで逢えるとは思わなかった」
なんてね
本当は君がよくここに
来てることは知らないふりをして

この帰り道ちょっと遠回りすれば
君もきっと気に入ると思う
そんな場所がある

砂を蹴って
追いかけて
笑ってまた歩いて
疲れたら
腰下ろして
街眺めよう
今日こそは伝えようって思ったことも
それを言えば消えてしまいそうで

「よく来たね逢いたかった
変わりはないかい?
疲れたんじゃない?」
何もない家だけど
聞きたがっていたCDは買っておいたよ

いつもより早く時計が進む
会話は途切れない
今日こそ伝えなきゃ

心の中で
愛してるって
何度叫んだって
それだけじゃ抑えきれなくなるよ
君はひょっとしたら
気付いてるの?
街が夜に溶けていく中で

「そろそろ帰るね」
と言ったと同時に
君の手を握り
「聞いて欲しい」

この気持ちは
愛してるっていう言葉だけじゃ
本当のとこの
これぽっちしか
伝わらない気がするよ
もう少しだけ一緒にいよう
言葉はいらない
握り返してくれた手だけで

夜に溶けた街を
眺めたまま
このままで
今はこのままで





『また明日ね』って
言って笑うアナタに
こんなにも好きだと気付く
初めて出逢えた
『あの日』から増えていく気持ちです

二人で歩いたあなたの歩幅が
やけに小さすぎて
追い越さないように
初めてその手に
触れて下向いたら
二人の影が並んだ

アナタに逢うため
この瞬間に生まれた
僕らならば日々もラララ
歩んでいけるだろう
少し真面目に
書き出したラブレター
いつか渡そう何年先も
一緒にいよう

人混みの中アナタの手が
僕の左袖を掴んでいた
『大丈夫、、、?』
少し得意気な僕に
笑いつぶやく
この先もずっと
こうして二人きりで

あれからずっとずっと
愛溢れた
僕らならば
人生もラララ
楽しんでけるだろう
だれもがみんな胸にあるラブレター
伝えるため出逢い別れ
書き上げてく

通り雨は二人の瞳に
七色の虹見せた
晴れの日も雨の日も
側にいる幸せ
どんな季節もアナタと見たいよ
365日の愛を
こんな言葉笑われるかな
アナタへの愛の文

僕の『これまで』と『これから』は
アナタとの幸せ

世界に一人のアナタへアナタへ
世界で一番素敵な明日を
手と手繋ぎ
幾つもの日々重ね愛語って
そんな風にアナタといれたら

ただ
ありったけの愛を
伝えきれなくて
『大好き』から
書けないまま

終わらないラブレター




恋文~ラブレター~