ここは、ノスタルジア・レコード。 そっと、胸の奥にだけ存在する小さなお店。
時の狭間で、記憶の片隅へ、ひっそりと眠っていた音楽達の目覚める場所。
(1990年代前半) 洋楽ヒット曲 動画音源集 Part1 +回想(能書き)
振り返ればあの頃は、音楽を聴くスタンスが、常に「今」であることが大事だって思ってた。
それは、ただ単純に流行の音楽を追いかけるという意味ではなく、
時代と共に移り変わってゆく音楽を常に理解し感動し愉しむことのできる、
自己の感受性や、柔軟性が、何年経とうと決して色褪せないことだって、考えていたんだ。
(でも、90年以降のJ-POPは歌番組で観るぐらいであまり関心なかった。)
当時、そんなことを音楽好きの知人にちょっと話したら、笑いながら「ミーハーだね」って、
一言で片づけられてしまいました(笑)。
その頃は、ポピューラ・ミュージックと言えば洋楽、ロック=洋楽、の図式がまだ成り立っていたような、
お互いハード・ロックを中心とした洋楽ファンであったというのもあるんだけどさ。
ある時期、自分の聴きたい音楽はこれだというジャンルに、なかなか巡り会えない模索する日々が続いた。
レコードからCDへメディアが代わり、お金もなかったから、レンタルCDをたくさん借りまくった。
何を血迷ったのか、ニュー・エイジ・ミュージックなんかにも手を出しかけたけど、
つまらなくてすぐにやめた(笑)。
その数多く聴いた中には、知人に借りて好きになったギタリストのジェフ・ベックとか、電化マイルスなどの
その昔クロスオーバーと言われていた、自分の嗜好に合うものにも出会えた。
あの頃聴いた、音楽へ放浪し続けた日々は今日へ繋がっている。
あれから少し時が過ぎた90年代初め、マドンナは「ヴォーグ」で全盛を迎え、マライア・キャリーも
一躍脚光を浴びるようになった時代。
まだ上述のような考えを引きずりつつ、プログレシッヴ・ロックに本格的に出会う以前のことだったので、
洋楽のヒットチャートの方もいくらか気には掛けていた。
そんな90年代前半に世間で流行したリアルタイムに聴いた印象に残った音楽。
世の中の音楽は多種多様であるけれど、ある意味、R&Bやダンス・ミュージックなど、
今回のブログ記事に貼りつけたような曲たちが流行し主流を占めていった。
Tara Kemp - Hold You Tight
↑この曲のみ、2回クリックするとYouTubeへ直リンクし再生します。
ブログ主としてはこの場での再生を望んでいたのですが、投稿者による「埋め込み無効」設定の音源のため、
今回この曲だけはどうしても外せなかったので、サムネイルとして留めた苦肉の対応です。
─────────────────────────────────────────────
Soul II Soul - A Dream's A Dream
↑音が小さく音圧が低いのが残念ですが、ピアノを弾くグラサンの男性はちょっと香港スターみたいな容姿で
なんかカッコいいかも?
─────────────────────────────────────────────
Snap - The Power
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Bell Biv DeVoe - Poison (1990)
それは、ただ単純に流行の音楽を追いかけるという意味ではなく、
時代と共に移り変わってゆく音楽を常に理解し感動し愉しむことのできる、
自己の感受性や、柔軟性が、何年経とうと決して色褪せないことだって、考えていたんだ。
(でも、90年以降のJ-POPは歌番組で観るぐらいであまり関心なかった。)
当時、そんなことを音楽好きの知人にちょっと話したら、笑いながら「ミーハーだね」って、
一言で片づけられてしまいました(笑)。
その頃は、ポピューラ・ミュージックと言えば洋楽、ロック=洋楽、の図式がまだ成り立っていたような、
お互いハード・ロックを中心とした洋楽ファンであったというのもあるんだけどさ。
ある時期、自分の聴きたい音楽はこれだというジャンルに、なかなか巡り会えない模索する日々が続いた。
レコードからCDへメディアが代わり、お金もなかったから、レンタルCDをたくさん借りまくった。
何を血迷ったのか、ニュー・エイジ・ミュージックなんかにも手を出しかけたけど、
つまらなくてすぐにやめた(笑)。
その数多く聴いた中には、知人に借りて好きになったギタリストのジェフ・ベックとか、電化マイルスなどの
その昔クロスオーバーと言われていた、自分の嗜好に合うものにも出会えた。
あの頃聴いた、音楽へ放浪し続けた日々は今日へ繋がっている。
あれから少し時が過ぎた90年代初め、マドンナは「ヴォーグ」で全盛を迎え、マライア・キャリーも
一躍脚光を浴びるようになった時代。
まだ上述のような考えを引きずりつつ、プログレシッヴ・ロックに本格的に出会う以前のことだったので、
洋楽のヒットチャートの方もいくらか気には掛けていた。
そんな90年代前半に世間で流行したリアルタイムに聴いた印象に残った音楽。
世の中の音楽は多種多様であるけれど、ある意味、R&Bやダンス・ミュージックなど、
今回のブログ記事に貼りつけたような曲たちが流行し主流を占めていった。
Tara Kemp - Hold You Tight
↑この曲のみ、2回クリックするとYouTubeへ直リンクし再生します。
ブログ主としてはこの場での再生を望んでいたのですが、投稿者による「埋め込み無効」設定の音源のため、
今回この曲だけはどうしても外せなかったので、サムネイルとして留めた苦肉の対応です。
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Soul II Soul - A Dream's A Dream
↑音が小さく音圧が低いのが残念ですが、ピアノを弾くグラサンの男性はちょっと香港スターみたいな容姿で
なんかカッコいいかも?
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Snap - The Power
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Bell Biv DeVoe - Poison (1990)
女性ヴォーカルを擁する、日本のヘヴィロックバンドの新星、RAMPANT
2005年結成、大阪発の5人組ヘヴィロックバンド、女性ヴォーカルHiroko嬢を擁するRAMPANT (リァンペント)。
9月のいつ頃だったか、HMVオンラインでRAMPANTという見知らぬバンドの新譜がピックアップされているのを
たまたま目にして、ためしにネットの試聴できる音源を探して聴いてみたのが始まりだった。
この「Silence」は前作に収められた楽曲で、シンプルなPVながら、リフを刻む絡み合うツインギター、
ドラムはタメを感じ、4人の楽器奏者の創るヘヴィでラウドなドライブ感を生むサウンドに乗せ、
彼女のワイルドでセクシーなヴォーカルワーク&パフォーマンスとが一体となって、
力強くPassionを感じさせるんだ。
RAMPANT - Silence (1st full album「CHOICE OF LIFE」より)
この曲が収録された「CHOICE OF LIFE」のどの曲も、歌詞は日本語より英語の比重がかなり多くなってる。
日本語限定の文系人間(笑)としては、歌詞に対しては、やや感情移入しにくいかなと思えなくもないけど、
洋楽に目覚めたあの日から、どこの言語でも意味が分からずとも、人間の歌声こそがこの世で最も美しい
響きの音色を持ったひとつの楽器だと思ってる、だから問題ないんだ。
RAMPANT - NAKED (2nd Mini Album「BLOSSOM」より)
続く通算3作目、新譜「BLOSSOM」では、ヴォーカルの彼女の作詞による全曲が日本語詞になったことで
広く一般へ受け入れ易くなっただろうし、何より新しい試みをする姿勢は大切で評価したい。
それは、以前からのファンにとっては戸惑う変化だったのかもしれないけれど、今回は、自分達の或いは
彼女の詩の世界観を日本語で表現し伝えることが重要で有意義だったと思うんだ。
さっき上の方で書いたこととは矛盾しているようで、どちらも正しいと思うんだ。
ずっと、放置していたこんな辺境ブログに何の宣伝効果も需要もないけど、
久々に現在進行形の音楽を取り上げ更新してみたんだ・・・。

CHOICE OF LIFE (チョイス オブ ライフ)/RAMPANT

¥1,800
Amazon.co.jp
BLOSSOM(ブロッサム)/RAMPANT(リャンペント)

¥1,500
Amazon.co.jp
9月のいつ頃だったか、HMVオンラインでRAMPANTという見知らぬバンドの新譜がピックアップされているのを
たまたま目にして、ためしにネットの試聴できる音源を探して聴いてみたのが始まりだった。
この「Silence」は前作に収められた楽曲で、シンプルなPVながら、リフを刻む絡み合うツインギター、
ドラムはタメを感じ、4人の楽器奏者の創るヘヴィでラウドなドライブ感を生むサウンドに乗せ、
彼女のワイルドでセクシーなヴォーカルワーク&パフォーマンスとが一体となって、
力強くPassionを感じさせるんだ。
RAMPANT - Silence (1st full album「CHOICE OF LIFE」より)
この曲が収録された「CHOICE OF LIFE」のどの曲も、歌詞は日本語より英語の比重がかなり多くなってる。
日本語限定の文系人間(笑)としては、歌詞に対しては、やや感情移入しにくいかなと思えなくもないけど、
洋楽に目覚めたあの日から、どこの言語でも意味が分からずとも、人間の歌声こそがこの世で最も美しい
響きの音色を持ったひとつの楽器だと思ってる、だから問題ないんだ。
RAMPANT - NAKED (2nd Mini Album「BLOSSOM」より)
続く通算3作目、新譜「BLOSSOM」では、ヴォーカルの彼女の作詞による全曲が日本語詞になったことで
広く一般へ受け入れ易くなっただろうし、何より新しい試みをする姿勢は大切で評価したい。
それは、以前からのファンにとっては戸惑う変化だったのかもしれないけれど、今回は、自分達の或いは
彼女の詩の世界観を日本語で表現し伝えることが重要で有意義だったと思うんだ。
さっき上の方で書いたこととは矛盾しているようで、どちらも正しいと思うんだ。
ずっと、放置していたこんな辺境ブログに何の宣伝効果も需要もないけど、
久々に現在進行形の音楽を取り上げ更新してみたんだ・・・。

CHOICE OF LIFE (チョイス オブ ライフ)/RAMPANT

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BLOSSOM(ブロッサム)/RAMPANT(リャンペント)

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TOTO (トト) / 「宇宙の騎士」「ハイドラ」「ターンバック」より
爽やかな春風が似合いそうで、その他の事情も手伝って今日まで取り上げるのを温存していたバンド。
中学生時代、自分の自由になる限られたお金と情熱は、一番の関心事となりつつあった洋楽へと向けられ、
音楽ソフトの購入に費やしていました。その頃の最もフェヴァリット・アーティストのひとつがTOTOです。
ちっぽけな自尊心から蟠りが生まれ、それは飲み込んだ魚の小骨のように喉へ胸へと引っかかりを感じ、
その事などからプログを一旦休止していました。今も葛藤は消えていないけど、プチ復帰します。
新緑の輝く春の息づくような陽射しに包まれ、晴れ渡る空のような心を持てたらいいのだけれど。
1977年、LAの名うてのスタジオミュージシャンが集まり、ヴォーカル&キーボードのデヴィッド・ペイチ、
ドラムのジェフ・ポーカロを中心に結成されたアメリカのロックバンド。
今回取り上げる1st「TOTO~宇宙の騎士~(1978)」、2nd「Hydra(1979)」、3rd「Turn Back(1981)」の頃は、
第一期 オリジナルメンバー。ツインキーボード体制。
ボビー・キンボール Bobby Kimball (Vocals)
スティーヴ・ルカサー Steve Lukather (Vocals & Lead Guitar)
ジェフ・ポーカロ Jeff Porcaro (Drums)
スティーヴ・ポーカロ Steve Porcaro (Keyboards & Vocals)
デヴィッド・ハンゲイト David Hungate (Bass Guitar & Guitars)
デヴィッド・ペイチ David Paich (Keyboards & Vocals)
(バンド詳細などはWikipediaより参考引用)
TOTO - Child's Anthem (アルバム「宇宙の騎士」収録)
「宇宙の騎士」は、デビュー作にして、アルバムの完成度、まとまりの良さを感じさせます。
聴き易いという点で、女性にオススメかもしれません。
個人的には、初期の彼らが好きだったので、次作「ハイドラ」と甲乙つけ難いTOTOの最高作と思っています。
TOTO - Georgy Porgy (アルバム「宇宙の騎士」収録)
「ジョージ・ポージー」は、昔、流行ったシャカタクみたいでオシャレ?
TOTOのサウンドは、ボズ・スキャッグスと並び、当時はAOR(あるいはアダルト・コンテンポラリー)という
ジャンルの代表格とされてきました。「宇宙の騎士」なんかで聴けるような曲調を指すのかな。
TOTO - Girl Goodbye Live 1982 (アルバム「宇宙の騎士」収録)
AORは、Audio-Oriented Rock(音を重視する)、Album-Oriented Rock(アルバムの完成度を重視する)など
の略であるらしい。なんかこうやって見ると、TOTOの音楽性にぴったりの言葉のように思えてきます。
だから、今自分がブログでやっていることと矛盾してしまいますが、こんな風に曲単位ではなく、
アルバム一枚を通して聴いてもらうと本来の彼らの姿が分かるのかもしれません。
TOTO - 99 (アルバム「Hydra」収録) ※自分の環境下だと結構ノイズがのるけど、大丈夫かな?
TOTOを知るきっかけになった、初めて聴いた曲は「グッバイ・エリノア」で大好きな曲でした。
そういった意味でも、この曲が収録されたTOTOの最初に買った作品「ターン・バック」は、自分にとって
思い入れのあるアルバムでした。でも、今、「グッバイ・エリノア」を改めて聴くと少し微妙な曲かな。
彼らのたいていのアルバム(後期の1990年代以降の作品は除く)には、何故か一曲は女性の名前の付いた
曲が収録されていたりしますね。
今は亡き、ジェフ・ポーカロの躍動感のあるドラミングが印象的な、リハーサルシーンを交えた
「グッバイ・エリノア」のスタジオライブです。
TOTO - Goodbye Elenore (アルバム「Turn Back」収録)
中学生時代、自分の自由になる限られたお金と情熱は、一番の関心事となりつつあった洋楽へと向けられ、
音楽ソフトの購入に費やしていました。その頃の最もフェヴァリット・アーティストのひとつがTOTOです。
ちっぽけな自尊心から蟠りが生まれ、それは飲み込んだ魚の小骨のように喉へ胸へと引っかかりを感じ、
その事などからプログを一旦休止していました。今も葛藤は消えていないけど、プチ復帰します。
新緑の輝く春の息づくような陽射しに包まれ、晴れ渡る空のような心を持てたらいいのだけれど。
1977年、LAの名うてのスタジオミュージシャンが集まり、ヴォーカル&キーボードのデヴィッド・ペイチ、
ドラムのジェフ・ポーカロを中心に結成されたアメリカのロックバンド。
今回取り上げる1st「TOTO~宇宙の騎士~(1978)」、2nd「Hydra(1979)」、3rd「Turn Back(1981)」の頃は、
第一期 オリジナルメンバー。ツインキーボード体制。
ボビー・キンボール Bobby Kimball (Vocals)
スティーヴ・ルカサー Steve Lukather (Vocals & Lead Guitar)
ジェフ・ポーカロ Jeff Porcaro (Drums)
スティーヴ・ポーカロ Steve Porcaro (Keyboards & Vocals)
デヴィッド・ハンゲイト David Hungate (Bass Guitar & Guitars)
デヴィッド・ペイチ David Paich (Keyboards & Vocals)
(バンド詳細などはWikipediaより参考引用)
TOTO - Child's Anthem (アルバム「宇宙の騎士」収録)
「宇宙の騎士」は、デビュー作にして、アルバムの完成度、まとまりの良さを感じさせます。
聴き易いという点で、女性にオススメかもしれません。
個人的には、初期の彼らが好きだったので、次作「ハイドラ」と甲乙つけ難いTOTOの最高作と思っています。
TOTO - Georgy Porgy (アルバム「宇宙の騎士」収録)
「ジョージ・ポージー」は、昔、流行ったシャカタクみたいでオシャレ?
TOTOのサウンドは、ボズ・スキャッグスと並び、当時はAOR(あるいはアダルト・コンテンポラリー)という
ジャンルの代表格とされてきました。「宇宙の騎士」なんかで聴けるような曲調を指すのかな。
TOTO - Girl Goodbye Live 1982 (アルバム「宇宙の騎士」収録)
AORは、Audio-Oriented Rock(音を重視する)、Album-Oriented Rock(アルバムの完成度を重視する)など
の略であるらしい。なんかこうやって見ると、TOTOの音楽性にぴったりの言葉のように思えてきます。
だから、今自分がブログでやっていることと矛盾してしまいますが、こんな風に曲単位ではなく、
アルバム一枚を通して聴いてもらうと本来の彼らの姿が分かるのかもしれません。
TOTO - 99 (アルバム「Hydra」収録) ※自分の環境下だと結構ノイズがのるけど、大丈夫かな?
TOTOを知るきっかけになった、初めて聴いた曲は「グッバイ・エリノア」で大好きな曲でした。
そういった意味でも、この曲が収録されたTOTOの最初に買った作品「ターン・バック」は、自分にとって
思い入れのあるアルバムでした。でも、今、「グッバイ・エリノア」を改めて聴くと少し微妙な曲かな。
彼らのたいていのアルバム(後期の1990年代以降の作品は除く)には、何故か一曲は女性の名前の付いた
曲が収録されていたりしますね。
今は亡き、ジェフ・ポーカロの躍動感のあるドラミングが印象的な、リハーサルシーンを交えた
「グッバイ・エリノア」のスタジオライブです。
TOTO - Goodbye Elenore (アルバム「Turn Back」収録)
