今回署名活動を通し河畔公園大型遊具について、多くの市民の方々が疑問や反感を抱いていることを確認できました。

6月、能代市議会は河畔公園大型遊具の予算を僅差ながら賛成多数で可決し、工事へのGOサインを出したことになります。

どういった審議を経て予算可決へと至ったのか、改めてその真意を確かめるために、市長へ署名を提出した同日に市議会の方にも質問状としての要望書を提出しました。

また添付した「署名に寄せられた市民のコメント一覧」を参考資料とし、議員の皆さまへの配布も要望いたしました。

市議会の議員の皆さまには、私たち市民の声を受け入れていただけることを心よりお願いしたいです。こちらブログにおいても要望書の方を公開します。



議会への要望書


『署名に寄せられた市民からのコメント一覧』を公開します。もっと沢山のコメントが寄せられていたのですが、時間上の都合ですべてのコメントをデータ入力することはできませんでした。

市民が遊具に対してどう思っているのか・・・目に見える証拠として伝わるかと思います。市長と市議会にも同様の書類を提出しましたが、どうか市民の声に耳を傾けていただきたいと願います。

『署名に寄せられた市民からのコメント一覧』

・市民への説明を十分するべきだと思います。
・どうか小さな子供のいるおとうさんやおかあさんの意見を聞いて!!
・一番利用する方の声を大切にしてもらいたいです。
・市民の声を聞いてから事業を進めて下さい。
・市民、特にママ達に聞いて。
・市民への説明が不足かと思います。
・冬場は使用できなくなる公園ではなく、通年遊べる施設に考え直してほしい。トイレは重要!
・事業が始まるのは知らなかった。
・雪国で年間何カ月も使うのだろうか。高額なお金を使うのは勿体ない。
・少子化の現状において市民に本当に必要されているのか?計画の見直しを!
・やり方(進め方)に問題アリです。
・管理費が掛かるので!!!
・ただの芝生にしておいた方がよい。風の松原の遊具を充実させればよい。
・冬場でも遊べる場所が必要。
・今回の設置は、必要ないと思う。
・冬期間や雨の日の遊び場が必要なのではと思います。
・室内でいつでも遊べる所がほしい。
・半端。あまり利用・活用されなく、オブジェ化する気がする。
・屋外なんて、論外。
・どうしても必要としている事に、市民のお金を使うべきです。
・子どもの遊べる所は多いほど良いと思いますが、トイレがないと困ります。
・市の財源を有効に使ってほしいです。
・市民の声をもっと聞いてほしいと思います。
・市の財源も苦しく大変ですが、市民の意見を大切にし能代の将来の発展を願います。
・市民の思いを十分に受け取って欲しいです。
・室外の遊ぶところはエナジアムパークや風の松原もあるのに必要ですか?どうせ作るなら室内で遊べる施設を作ったらどうですか?
・屋外遊具では一年のうち半年しか利用しない。そういうものを子どもや親は望んでいるだろうか。
・遊び場は必要なので、計画からやり直して欲しいと思います。
・木都の街らしく木の大型遊具に変える事は出来ないのだろうか?メンテナンス費用はどちらの遊具にしても同じ!!
・みんなが賛成する中での公園整備事業であってほしい。
・子ども達が安心して遊べる公園が望ましいと思う。公園内にトイレ・オムツ交換のできる場所を・・・
・公園内にトイレがないと大人がその場を離れている間、何かあったら心配。遊具ばかりのお金をかけるのはどうかと。
・子ども達の遊べる場所を充実させてほしいという思いはありますが、この事業についてはもう少し議論を重ねる必要があると思います。
・トイレがないと聞いて、信じられない!!と思いました。
・子ども達、そしてその家族にとって、本当の意味で「楽しく・安全」な遊び場を切望します。
・冬場は使用できなくなる公園ではなく、通年遊べる施設に考え直してほしい。トイレは重要!
・市民の切実な声に歩み寄る姿勢が一つも見えない。
・すべてに反対。
・必要ありません。
・あの場所は風が強く、一年のうち利用できる期間が少ないと思います。
・全く必要ないと考えます。
・市民との対話を大切にしていただきたいと思います。
・反対意見が多数ある中、強引に、設置へ向かうことは、おかしいと思います。
・この予算を今ある施設に整備・拡充して、子育て世帯へ解放したほうがよい。
・災害の観点からは、どうか。
・新しくできた時だけある程度の人は行くでしょうが、半年もたてばほとんど行かなくなるでしょう。
・市に対する「強い反感」から署名します。
・凍結に大賛成。
・最近の政治はおかしい!!
・ムダ。
・いらない!
・不必要。
・必要ない。
12月11日、市長に集まった署名1,140名分を提出してきました(記事12月12日付)



短い期間で署名活動の情報もうまく広まらず、はじめての運動で不手際もあったかもしれませんが、ご協力いただいた皆様、本当に有難うございました!!!!

市長のお話による「先日の記者会見の記事で『署名の意図がわからない』という否定的なものになっていたが、そうではない」とのことで、「遊具設置に反対なのか、トイレなどを作ればいいのか、場所をかえろというのか、そこがわからなかったため」ということでした。

また「小さな子から、12歳まで、少しでもたくさんの子どもたちが遊べるよう複合遊具を検討した。どれか削ってしまえば、それだけ遊べる子たちが少なくなってしまう」声を聞いて欲しいというけれども、議会は代表の集まり、そこで決まったという重みも感じてほしい」といったことをお話しされていました。

またトイレについては「子ども館のトイレのことも決定ではないが、工事予定。屋内で遊べる場をつくることも、もちろんやりたいとは思っているが、大型遊具以上にお金もかかるので、1度にはできないまず今回は、大型遊具」とのことでした。

場所に関しては「今までも河畔公園を管理してきて、問題はなかった。なにかあるならばこれまでに問題になったはずである。そして、安全面などでもし気になる箇所などあるならば、それも教えてもらえばよい。」「これからも、いつでも声をあげてもらって、かまわない。
」とお話していました。

取材でもお答えしましたが、これで問題が解決したわけではありません。場所に関する安全面についても、問題が起きうるのは遊具を設置したあとのことです。たくさんの子供が遊べるように複合遊具は削ることはできないというけれど、何度も言うようトイレがなければそもそも親子にとって公園を利用しにくいのです。

遊具ができたあと誰も遊具を利用しなかったらどうするのだろう。市長がこの署名してくださった1,140名の声に、心を傾けていただけることを期待しています

『署名に寄せられた市民からのコメント一覧』をPDFでアップします。時間上の都合で署名に寄せられたすべてのコメントをデータ入力することはできませんでしたが、これだけのコメントを見ても「市民の声を聞いて欲しい」という痛烈なメッセージが伝わります。

同日に能代市議会の方にも質問状つきの要望書を提出させていただきました。当時どのような判断でこの大型遊具の予算を可決されたのか、その意図を確認したいためです。

まだもう少し活動は続きますが、改めまして、署名活動にご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます!ありがとうございました!今後の動向もお見守り下さい!

11月21日の地方紙に署名運動表明の記事を掲載していただきました(^-^)



数日前の地方紙に、市長会見で署名運動について触れられておりました。

「運動の意図がわからない」のだそうです。

これまで何度も市民側から声が上がっているのにまだ伝わらないようで残念です。

『市民の声を、特に子育て当事者の要望を聞いて欲しい!これほどまで市民から再考や反対の声を上がっているのに、どうして能代市は市民の意見に耳を傾けずに大型遊具を計画し、また市議会はそれを賛成多数で容認し、急ぐように工事を着工しようとしているのか・・・』

ということに尽きるのではないでしょうか。建築費用がいくらであるかは問題ではないのです。大型遊具そのものを否定しているわけではないのです。

本日7日の地方紙読者投稿覧にもありましたが、市長が本当に「子どもたちのために遊具を作ってあげたい」と考えていらっしゃるのであれば、どうして子育て当事者の声を聞き入れようとしてくれないのか。

ランチミーティングも私たち市民側から持ちかけた企画です。能代市は市民説明会を開催する姿勢を一切見せなかったので私たちが動くしかなかったのです。

どうかこの旨を、能代市長、市の職員、市議会議員の皆様がたに、真摯に受け止めていただきたいです。

あと市長会見でトイレの設置要望についても触れられておりましたが・・・

「仮設トイレ」ってなんか違うんじゃないかな~~~(>_<);

署名は9日締切、10日午後に市長へ提出となります。

引き続きご協力のほどよろしくお願い致します!
ご自由に署名用紙のPDFファイルをダウンロードしてご利用下さい。ご署名いただいた用紙の回収につきましては、大変お手数お掛けしますが下記住所までご郵送下さい。ふるさと能代の明るい未来を守るために、どうかご理解ご協力のほど、宜しくお願いいたします。


河畔公園大型複合遊具整備事業の凍結を求める署名(PDFダウンロード)


提出締切:12月9日(火)必着
郵送先:〒016-0822能代市東町14-5
      「河畔公園遊具整備の再考を求める市民の会」宛

・当団体はご提供いただいた個人情報を、署名活動の目的以外には一切使用しません。
・パソコンによりPDFファイルが正しく表示されない場合がありますが、きちんとパソコン内にダウンロードしたものを保存、印刷いただければ問題ございません。
・ご質問、お問合せは当ブログのコメントやメッセージよりお寄せ下さい。


+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-


河畔公園大型複合遊具整備事業の凍結を求める署名


 [要望の趣旨]
 能代市議会6月定例会において「河畔公園大型複合遊具整備事業」の補正予算案が、僅差ではありましたが賛成多数により可決し成立されました。市当局から唐突に計上された8,388万円という多額の事業計画。地域住民や子育て世代、教育機関、有識者の意見や要望を集約すべきはずが、遊具メーカーの提案に基づき市役所一部の部署のみで事業が立案され、計画が細部まで固まった段階で突如予算案が提出されたために、議会内外においても波紋を呼び見直しを求める声が続出しました。納得のゆく事業の趣旨説明や莫大な事業費の正当性も示さないまま、市民との協議も一切せず強行的にこの事業を推し進めようとする市当局の姿勢に、多くの市民が強い反感と疑問を抱いております。
 深刻な少子化を迎えている現状において、また年の半分近く降雪する当地域において、このような野外大型複合遊具施設は市民に本当に必要とされるのか。国からの交付金が事業費にあてられますが一部は借金となり、今後継続的に発生する維持管理費・修繕費等は市民の税金で賄われ、当事業が次世代を担う子供たちにとって“負の遺産”となり得ることが充分に想定されます。特に塩害による著しいサビの浸食や老朽化が懸念される他、川が近いため公園を利用する子供たちの転落事故が発生する危険性があります。
 地元紙における読者投稿や有志による市民アンケート、市長とのランチ対話において、再三にわたって当事業に対する反対意見や要望、提案までも寄せられたにも関わらず、結局市はそういった市民の切実な声に歩み寄る姿勢を見せませんでした。もはやこれは民意に反した事業であると理解せざるを得ません。「果たしてこの大型複合遊具は誰のために作られるのか」…齊藤市長が、当事業に関する説明責任を充分に果たしておられないことは明らかです。
 以上の事から能代市の将来、そして子供たちの明るい未来を守るためにも、私たちは河畔公園大型複合遊具整備事業に反対し、次の事項を実行に移されるよう、強く要望いたします。

   
 [要望事項]
一、河畔公園大型複合遊具整備事業を凍結すること。
一、市民との協議の場を設け十分な議論を尽くし、市民の思いに寄り添って、現代の子供たちにふさわしい公園・遊具施設の在り方を検討すること。


河畔公園遊具整備を求める市民の会 (代表 甲谷)