Slow Cinema Life

Slow Cinema Life

新作ではなく、自分が見たいと思った映画をマイペースに
レビューしていきます。

文章力ありませんが、面白さが伝わる様、努力いたします。
よろしくお願いしますm(_ _)m

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7/3の日曜洋画劇場の「トゥルー・ライズ」。


どんだけカットするんだ!!!

144分もあるのに2時間枠でしか放送しないのなら最初から放送するな。

個人的にはビル・パクストンの名演カットもむかつくが、オチカットはさすがにひどいだろ。


"作品の面白さ"に影響する放送とか、やる意味あんのか?

いい加減にしろ。




Slow Cinema Life


まさにジェット・リーでもっている様なもの



制作:2006・香/米/中

監督:ロニー・ユー

主演:ジェット・リー

共演:中村獅童

上映時間:104m

ジャンル:アクション、ドラマ

おススメ度 ★★☆☆☆



【ストーリー】

武術家の父親を持つフォ・ユァンジア(J・リー)は病弱ながらも武術に励み、

ついに天津一の武術家となったが、弟子の不始末でライバル視していた

武術家と決闘する事となり、戦いの末、殺してしまう…。



【レビュー】


実話ものという事だが、物語としての目新しさが何もない。


ジェット・リーのアクションはさすがで、見ごたえ十分。



ただ、それだけで終わっているのが残念で仕方ない。



中村獅童もアクションは頑張っているがそれまでの出来。




物語しても、演出にしてももうひと手間が欲しいところ。



とは言え、ジェット・リーの作品は中国を出てからのものしか見た事が


なかったので、こういう武術がメインの作品もこれからも出て欲しいものです。



なお、この作品でジェット・リーはアクション映画出演最後と言われていましたが、

全然出ています(笑)興行収入UPの為の宣伝か?





【一言】

今のところ、ジェット・リーの1番は"キス・オブ・ザ・ドラゴン"かなぁ…。


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堺雅人。可能性どんだけあるんだ。




制作:2009・日

監督:中村義洋

主演:堺雅人

共演:竹内結子、吉岡秀隆、香川照之

上映時間:139m

ジャンル:ドラマ、サスペンス

おススメ度 ★★★★☆



【ストーリー】

大学の友人に久々に会った青柳(堺雅人)。

丁度、近くで総理大臣の凱旋パレードが行われていた。

その近くで友人森田(吉岡秀隆)と車の中、話をしているとパレードで爆発が発生。

警官が青柳達の車に近づいてき、森田が突拍子もない話を始めてきた…。


【レビュー】


総理大臣暗殺に仕立てられ、逃げまとう。


こういう何かしらにはめられる話は主人公の悲惨な状況より

鑑賞者の同情を誘い、どう挽回するのかってところが見ものだが

1番大事なのは役者だと思う。


完全にキャラが固定されている役者、

どう見ても悪役にしか見えない役者を使っても説得力がない。



そういう意味では堺雅人はハマり役であり、正解だった。

どこか抜けていて、憎めなく、頼りない感じの役が巧い。



ストーリーとしては伊坂幸太郎ならではな感じ。

出てくるキャラが個性的なのばっかりで現実的でない(笑)


連続通り魔を演じた 浜田岳 はない。
同じ原作者、同じ監督の"アヒルと鴨とコインロッカー"では良い演技してたけど。



サスペンスな感じのストーリーですが、

テーマは人間同士の信頼であり、せつなくもあり、ほっとするところもあり。



堺雅人の演技はもちろん、

脇を固める吉岡秀隆、ベンガル、永島敏行、香川照之も見もの。

主人公の同僚を演じた 渋川清彦 は知らなかったけど、良いね。



【一言】

ゴールデン・スランバーは劇中に登場するビートルズの曲名です。


Slow Cinema Life



南極に異様なキャスト。見るしかないでしょ!




制作:2009・日

監督:沖田修一

主演:堺雅人

共演:生瀬勝久、豊原功補、高良健吾


上映時間:125m

ジャンル:ドラマ、コメディ

おススメ度 ★★★★☆



【ストーリー】

南極観測隊の西村(堺雅人)は8人の観測隊の料理担当である。

男だけで異様なメンツが集まった観測隊で最初は戸惑いを

見せていた西村だったが、徐々にうちとけていくが…。



【レビュー】


南極観測隊という知ってるようで、知らない世界。

そんな世界に生きる男たちの仕事ぶりを格好良く…


でなく、面白おかしく撮った作品。


これと言って主役を張れる俳優がいないが、

癖がある名脇役がいっぱいで見てて飽きないんだ、これが。

てか、こんな狭い基地に個性強い奴集まり過ぎだ(笑)


主人公はその集団の料理を作る担当であり、

料理をベースに話が進んでいくところも面白い。


盛り上がりは少ないけども、どこかこう心が暖かくなる作品です。


一見の価値あり!!!



【一言】

北海道ロケらしいけども、こうも南極っぽく取れるのは凄いね。


Slow Cinema Life



そこらにありそうなリアルな狂気をお楽しみあれ。


原題:The King of Comedy

制作:1983・米

監督:マーティン・スコセッシ

主演:ロバート・デ・ニーロ

共演:ジェリー・ルイス、サンドラ・バーンハート


上映時間:109m

ジャンル:ドラマ、コメディ、サスペンス、クライム

おススメ度 ★★★★☆



【ストーリー】

コメディアンの卵のパプキンは売れたいがあまり、

ある日人気司会者のジェリーの車にもぐりこむ。

何とかジェリーに芸を見せる約束をしたつもりであったパプキンだが、

ジェリーとしては追い払うための口約束だった。


パプキンはその日から彼の事務所を頻繁に訪れるが…。


【レビュー】


デ・ニーロさん、さすがです。


"タクシードライバー"、"ザ・ファン"など
イっちゃった 人間を演技するのに定評があるデ・ニーロですが
今回もさすがとしか言いようがない。


特に前半から中盤にかけての完全に自分の世界に

入っての1人演技はもう凄すぎ…。
この辺りのシーンは演出、撮影技術も上手く、
デ・ニーロとスコセッシの相性の良さが分かります。


デ・ニーロと一緒に狂った演技を見せた女優、S・バーンハートも見もので
度々2人で口論するシーンがあるのですが、
デ・ニーロと見事に渡り合ってるってどんだけ凄いんだ(笑)


主人公が"いたい"人間である為、ブラックな作品でありますが、
デ・ニーロの熱演とその主人公のぶっとんだ行動は面白いです。
合うか、合わないか1度見てみるといいかも。



【一言】

自分としては"タクシードライバー"よりこっちが好きかな。