日本とフィリピンを結ぶ路線
現在、日本とフィリピンを結ぶ路線は、JAL、ANA、PALなどのFSC(Full Service Carrier)とセブパシ、JetStarなどのLCC(Low Cost Carrier)があります。
航空券が高騰している昨今、少しでも費用を割安で抑えるため、LCC利用を考えている方も多いかと思います。こんなハズじゃなかったとならないためにも、以下注意点を頭にいれておくことをおすすめします。
要注意!LCCを利用するときの注意点
1.原則、変更・払い戻しができない
2.支払方法はクレジットカードのみ
3.サービスを受けるにはお金を払う必要がある
4.時間がかかる
1.原則、変更・払い戻しができない
1度予約をしてしまうと、変更払い戻しができません。航空会社によっては、航空会社都合、悪天候、災害などであってもです。変更が出来たとしても、追加オプション扱いとなるため、高額な手数料を取られてしまう可能性があります。
もちろん、欠航や遅延した場合の宿泊費などの補償もありません。
2.支払方法はクレジットカードのみ
原則クレジットカードのみです。空港での追加料金支払いの際も、クレジットカードのみです。出来れば、2種類以上(MasterCardとVISA、JCBなど)の用意を。
3.サービスを受けるにはお金を払う必要がある
FSCでは当たり前のサービス、機内食、水、ブランケット、座席指定、預け荷物もLCCでは有料です。
少しでも預け荷物、手荷物が重量オーバーしている場合には、高額な追加料金の支払いが待っています。
※航空会社によって、大きさ制限や重量制限が異なるのでよく確認してください。
4.時間がかかる
とにかく何をするにも時間がかかります。
空港には最低でも3時間前に到着が必要です。
チェックインには長蛇の列に並び、搭乗口は一番遠い場所だからです。
航空会社都合でフライトキャンセルになり、払い戻しが発生する場合も、半年~1年くらいかかることもあり得ます。
遅延の可能性があり
マニラで乗り継ぎがある場合はとくに、遅延を見越して余裕を持たせたスケジュールを立てる必要があります。
日本到着便の際にも、大幅に遅延して終電に間に合わないということもあるので、OnTime率をよく調べる必要があります。
問い合わせしても返答がない
メールやチャットでの問い合わせは、ほぼ返答はないと思った方がいいです。
また、原則英語で電話対応となります。
おすすめのLCC
現在、日本とフィリピンを結ぶ直行便があるLCCは、セブパシ、JetStar、エアアジア。
就航している空港は以下の4つとなります。
✔成田空港(NRT)
✔関西国際空港(KIX)
✔中部国際空港(NGO)
✔福岡空港(FUK)
私のおすすめはセブパシです。10年以上、年2回ほど利用していますが、大きなトラブルに遭ったことはありません。
1度だけあるとしたら、2015年APECがフィリピンで開催されたときに、出発3日前にフライトがキャンセルになりました。
当初は問題なく飛ぶ予定だったフライトですが、各国のVIPがくるというだけあって、さすがにその時間のフライトは政府命令によって全てキャンセルになりました。これはFSC、LCC問わずです。
セブパシからはメールと電話で連絡があり、返金か日程変更、トラベルファンドが選べました。
このとき、同じ日にJAL利用の方とマニラ集合する予定だったのですが、その方へはJALから連絡がなく、問い合わせて初めてJAL側もフライトキャンセルになっていたことを知ったそうです。
日本の旅行会社を通してFSC航空券を予約をした方も、こういう時は情報が乏しくなり、空港についてからフライトキャンセルを知ったそうです。夜中着便に振り替えが出来たものの、半日以上空港に居るストレスって想像したくないですね
※2023/1/9時点 就航状況
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