先日
京都の阪急百貨店、秋ごろに閉店へ・・・
でこの秋に京都の阪急百貨店四条河原町店が
閉店になることを書いたけど

おとといから昨日にかけて
NHKの報道関連番組で
百貨店やスーパーマーケットの店舗のリストラと関連がある
話題を取り上げていました。
まず1つはおとといの「NHKニュース7」で取り上げていた
昨年から多くなっている百貨店の閉店の話題です。
(その回の関東地区での視聴率は16.5%で
時間帯の視聴率トップでした。)
実は放送当日はちょうど松坂屋岡崎店(愛知県)が
39年の歴史に幕を下ろした日でした。
現在全国に270店程度という百貨店は
昨年に9店舗、今年はわかっているだけで
10店舗が閉店した(または予定)のだそうです・・・
今年閉店する(またはした)店舗は
先月20日・・・丸井今井室蘭店(北海道)
先月31日・・・松坂屋岡崎店
今月末・・・中合(なかごう)会津若松店(福島県)
3月14日・・・伊勢丹吉祥寺店(東京都)
4月末・・・大和新潟店・大和長岡店(いずれも新潟県)
6月末・・・大和上越店(新潟県)・大和小松店(石川県)
秋ごろ・・・阪急百貨店四条河原町店
12月25日・・・西武百貨店有楽町店(東京都)
今年上半期だけで8店舗が閉店するそうです・・・
特に大和小松店はわずか12年の歴史で
そこは以前西武百貨店も経営に失敗した場所なのだそうです。
また閉店とはいわなくても1つの県に百貨店が1店舗だけという状態の県が
山梨県(岡島百貨店)
福井県(西武百貨店福井店)
島根県(一畑百貨店本店)
徳島県(そごう徳島店)
高知県(高知大丸)
佐賀県(佐賀玉屋)
鹿児島県(山形屋本店)
と7つもあるそうです。
不景気で年度末決算が気がかりになりそうな状況で
まだまだ閉店の話が出てくるんじゃないでしょうか・・・
そして、もう1つは昨日の「クローズアップ現代」で取り上げていた
スーパーマーケットの減少が引き起こす
フードデザート(食の砂漠)という現象です。
(その回の関東地区での視聴率は16.3%と
これまた善戦していました。)
その放送ではスーパーマーケットの数が
十数年前の約3分の2に減った
茨城県の水戸駅周辺の事例を取り上げていました。
最近、スーパーマーケットは
マイカーで行くのに便利な場所の店舗が増え、
都市のターミナル駅etc鉄道交通機関の便利な場所の店舗が減少傾向にあるのは
よく買い物に行く人なら気づくんじゃないでしょうか。
特に高齢者は最寄のスーパーが閉店してしまうと
スーパーへの往復への時間が長くなってしまうために
荷物の持ち運びが負担になり
食材などを買う量が減る傾向にあるそうです。
私は京都駅から歩いて約15分のところに
自宅があるんですが
ジャスコ・イトーヨーカドーなどといった
大手スーパーは近所にはなく
(一番近いジャスコ東山二条店でも約2km半離れています。)
中小の食品スーパーでも
F MART五条店まで4~5分
(これも同居しているURのマンションが取り壊しになれば
閉店も時間の問題という状態です。)、
次いで近いFRESCO五条店までは10分前後離れています。
(まぁコンビニやローソンストア100はそこそこあるんだけど
やはり食材の価格・品揃えといった面では劣るような気が・・・)
この春にもイオン(多分ジャスコ)が
京都駅の南口(八条口)の前にオープンするみたいですが・・・
あなたの身近でも
大都市の主要駅の近辺でスーパーが少ないっていうところ
結構ありませんか