オリンピックには夏と冬があるらしい、という情報を手に入れたのは数年前。

去年だか一昨年だかの事。

結構頻繁にやるな、とは思っていたけど、フィギュアがあったり無かったりするな、なんて。

 

今年は平昌オリンピックで、フィギュアしか見ない私は密かに盛り上がっている。

男子フィギュア団体戦、個人戦。

女子は明日からなのでまだ見ていないけど、今回は浅田真央さんがいないので、誰がメダル有力候補か…と考えてもわからないので、今年は女子は様子見。

 

男子フィギュア団体戦は思った通り。

予選で宇野昌磨と宮原智子を出してまず通過、申し訳ないけど本選はキツイだろうなと思っていた。

 

個人戦は羽生選手と宇野選手はやると思っていた。

私は感動したよ、羽生選手に。宇野選手にもだけど。

全日本の期待がかかったオリンピック。

私なんかでは感じた事がない期待を背負う人達。

それを背負いながら金銀メダルをゲットした二人は、良く聞く「天才は1%の才能と99%の努力」以外の何かがあるとしか思えない。

 

そして宇野選手のインタビューで答える何とも言えない鈍感さに多少イラリとする。

私にはない鈍感さが羨ましい。

羽生選手は宇野選手とはそういう点では正反対なんです、と言っていたけど、羨ましくならないのだろうか。

 

しかしながら羨ましいと思っても、なろうと思ってなれるわけでもないので受け入れて自分なりの挑み方を掴むしかないのか。

 

なんて真面目に考えていた。

 

そんな時の小平選手の金メダル。

オリンピックレコードをたたき出した金メダル。

1000mでは銀。

日本全国民期待されるってすごい事だけど、すごく嫌だ。

でも全く期待されないのも嫌だ。

 

何事も適度が良い。

 

けどあの小さな体で、金が決定した後に乗った台で両手を上げてジャンプしたあの小平選手の姿は、すごく可愛らしかった。

試合の時の獲物を追う獣の顔とは全く違う、すごく可愛い女子。

 

今日の私は、何か事ある毎に両手を上げて金メダルやった-!としていた。

気分だけでも。

 

どんな形ででも人生で一度、金メダルを取ってみたいものです。

自分だけが認められる金メダル。

すごく、すごく頑張ったねって証。

 

 

最近メダルとメダル圏外の違いを感じるのが信号である。

青信号。信号まで100m弱。

走れば間に合うかもしれないけど、間に合わない可能性も高い。

走るか走らないか…どうせ間に合わないから歩こう。

あれ、これは走ってたら間に合ったな…。

あぁこういう事か、メダルを取れるか取れないかの差。

 

その後、結構意識して信号とか頑張ってメダル取れるように頑張っている。

それなりに。