チェンマイ・ピッサヌローク・スコータイ・クルンテープ8日間
2010年2月11日~18日、旧正月休みに前後2日、合計8日の休みを利用して、念願のピッサヌローク・スコータイにも行くことができた。タイへの渡航は今回で5度目。今まではチェンマイ・クルンテープ(バンコク)が中心だったが、今回は、「タイで一番美しい」とされているピッサヌローク/ワットプラシー・ラッタナマハタートのチンナラート仏とスコータイ/ワットシーチュムのアチャナ仏に、なんとしてもお会いしたく、少々きつい旅程だったが敢行した。
【旅行の準備】
長い日程を嫌がる妻を何とか説得し、8日間を確保。Airも2週間前にオンライン予約。普段格安のAir Asiaがバンコク往復でHK$5,360という値段。席が取れただけありがたいと思わねば・・・と自分に言い聞かせ、クルンテープ-チェンマイの夜行列車、チェンマイのトレッキングツアーチェンマイのホテルと予約を完了。後は到着してからでも何とかなる。
【日程】(2010年2月11日~18日)
2月11日 HKG/BKK 1045/1240 FD3713
BKK/CNX 1800/ 0715 Train-EXP1
列車泊(夜行列車)
2月12日 Pooh Eco Trekking社トレッキングツアーに参加
ドイインタノン麓の山岳少数民族の村に宿泊
2月13日 カレン族の村の水道設備建設をボランティアで手伝い
バンガロー形式の麓の施設に宿泊
2月14日 ツアーを途中でスキップしてチェンマイへ
ヤンタラシ・ブティックホテル宿泊
2月15日 CNX/PHS 0710/1413 Train-102
PHS/THS バス(1時間)
スコータイ・アナンダミュージーアムギャラリーホテル宿泊
2月16日 スコータイ1日観光
2月17日 THS/BKK Delayed PG212
シーロムビレッジイン宿泊
2月18日 BKK/HKG 1630/2010 FD3718
帰国
【1日目(2月11日)】
旧正月休みとあって、フライトは満席。香港在住の白人が目立つ。飛行機は3時間のフライトでスワンナプームに到着。空港から市内へは、安上がりのエアポートバス(シーロム行)を利用した。タニア通りにある、高橋社長
が経営する新東洋旅行社に直行。高橋社長と田中さんにご挨拶し、田中さんに購入してもらっていた当日の夜行列車のチケットを受け取る。これで何とかチェンマイまでは辿り着ける。新東洋旅行社(は、日本からのインバウンド、タイ在留邦人・タイ人のアウトバウンド旅行を取り扱われており、近年お客様が増えてきているとのことだった。
ちょっと腹ごしらえがしたく、タニアの裏路地の屋台でバーミナームを食べる。旨くて、安くて、香港の麺と比較すると、やはりタイのバーミナームの
方が、日本人の味覚に近い。食後フアラポーン駅までタクシーで移動。
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新東洋旅行社(NEW TOYO TRAVEL CO.,LTD)
日本人社長とスタッフが駐在する親切な現地旅行会社 (バンコクにあり、タイ全土の旅行手配が可能)
62 Thaniya Bldg., 4F,Silom Road Bangkok 10500
TEL : (02)238-5292 FAX : (02)238-5291
(日本人観光客には便利な、シーロムロードからタニア通りに入っておにぎり屋さんを越した先の左側のビルの4階)
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フアラポーン駅は5年前と変わっていなかった。早速、EXP-1号に乗り込む。1等寝台の個室はちょっと狭いものの、家族水入らずでゆっくりできる。出発予定の夕方6時から少し遅れて、列車はゆっくりとチェンマイに向けて動き出した。
(駅プラットフォーム) (5番線・チェンマイ行)
(1等寝台個室の家内と息子) (1等寝台車通路/右側が個室)
ッドを作ってくれる。4人がけの椅子
の一部を使用するので下段のベッド
は広めだった)
列車は夕暮れの中を一路北上。アユタヤを過ぎるころには外はすっかり真っ暗になった。外が見えなくなったので、今度は車内見学。1等の個室は2人しか寝台がないため、息子用に2等寝台を1席おさえてあった。(というか、1等寝台の予約が取れなかったのだが・・・)2等寝台もなかなか立派だ。通路とベッドは、カーテンで仕切られているだけなので、治安が心配な人は、1等寝台がお奨め。ただ、1人旅で1等個室を独り占めする場合は、上下段ともチケットを購入しなければならない。(個室は上下段の2人用)
************************ タイ旅行情報-2 *********************
(チェンマイ行き夜行列車)
チケットの購入は2010年2月11日時点、現地旅行会社や在住の友人に依頼するしかない。State Railway of Thailand (タイ国有鉄道)のウェブには、もうすぐオンライン販売開始予定と書かれている。
http://www.thairailways.com/intro_booking_rail_tickets.php
ちなみに2010年2月11日時点での寝台列車の料金は以下のとおり。
1等寝台 上 BT1,253 = HK$300 (\3,000)
下 BT1,453 = HK$345 (\3,800)
2等寝台 下 BT881 = HK$210 (\2,300)
(2等寝台は上もあるが、我々は利用しなかったので料金は不明。ただし
1等寝台の料金体系からすると、上段のほうが安く、800バーツ前後と思われる)

(北線の時刻表と料金表)
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列車は闇の中をチェンマイに向けて疾走している。時折り、遠くに見える民家の小さな灯りが車窓を走り抜けて行く。 寝台下段の壁には小さな裸電球のランプがついていた。ふと子供の頃、枕元においてあったスタンドを
思い起こさせた。夜行列車の心地よいゆれもあいまって、いつのまにか
眠りに落ちていった。
【2日目(2月12日)】
予想通りというか、やはり列車は大幅に遅れた。車掌に聞くところによると
チェンマイに到着する前の峠越えで、機関車の力が出なかったとのこと。
峠越えで、車窓から手を出すと、外はかなり寒かった。バンコクとは気温の差がかなりあるようだ。(実際に参加したトレッキングツアーの宿泊施設では寒くて眠れないほどだった)
列車はようやくチェンマイ駅に到着。ひんやりとした空気が心地よい。
駅構内は決して近代的ではないが、清潔に保たれており、タイらしい趣があった。
15日は早朝の出発(チェンマイ発午前07:10)なので、慌てないようにと、
切符売り場で、ピッサヌローク行鈍行列車のチケットを3枚購入しておいた。
駅を出ると、予約していたエコプーツアーズのガイドが我々の名前を書
いたカードを掲げながら出迎えてくれた。余計な荷物は、ツアー会社の
倉庫に預かってもらい、チェンマイ中の旅行会社からかき集められた参
加者達が1台のバンに乗せられて、ドイインタノンの麓めざして出発。
参加者は以下の9名だった。
-我々家族3名
-大学を卒業したばかりのイギリス人若者4名
-ドイツ人夫婦2名
トレッキング出発地点到着まで1時間ほど。車中お互いに自己紹介。最
初の観光スポットに到着。昼食の弁当を食べる。その後、滝で水浴びし
てから、やたら長い名前の仏教寺院に到着。仏教寺院の名前は
「Wat Pha Tan Sri Som Det Pha Put Ta Cheen Na Wong」ガイドもよく
こんな長い名前を覚えていたものだ。
(弁当を食べるかみさん) (滝で水浴び)
(付近の山々を見下ろす大仏) (大仏と桃の花)
寺院を後にした我々はようやくトレッキングの出発地点から歩き出した。最初は山を下り、2つ目の滝に到着。ここで歩いて熱くなった体をクールダウン。
(いよいよ出発) (2番目の滝で水浴び) (径はさらに山奥へ)
時刻は夕方5時。ようやく一泊目のカレン族の村に到着。そこは家族3人が住んでいる山間の小さな村だった。夜はもちろん電気がないので、ランプとかがり火の生活。空には満天の星(Dao Soi Chin Chin = タイ語で、綺麗な星)。夜は気温がグッとさがり、5度程度に。夜11時ごろ、寒くて眠れず、外で焚き火をして暖をとっていると、そこの家の親父も起きてきて、二人で一緒にタバコを吸った。
(山間のカレン族の村) (我々が泊まった高床式の小屋)
(すべての建物屋根は木の葉っぱだった) (屋根をしたら見た様子)
おやじとはもちろん言葉は通じないが、何か不思議な連帯感みたいなもの
があって、あったかかった。
【3日目(2月13日)】
朝起きるとガイドが料理小屋で料理していた。朝食の準備はガイドがやる
のだ。村の家の主は、ただ泊るところや薪を提供するだけのようだ。
朝食をすませた我々は、出発の準備をし、1泊世話になったカレン族の村
を後にした。暫く山道を登っていくと、やがて視界が開けてきて、また別の
村に到着した。カレン族の村からは30分ほどしか歩いていない。その村に
は何と学校の教室があった。
(ガイドのキティーが朝食を) (学校の教室がある建物)
(教室の中)
ここで、急きょツアースケジュールの変更がガイドから提案された。この
近くの村で、水道を整備する必要があるが、人手が足りないという。
そこで、ツアーのみんなでボランティアとして手伝ってもらえないかという
ものだった。メンバーから反対の声は上がらなかった。というか、ボラン
ティアのほうに皆興味があったようだ。その村は、学校の教室があるとこ
ろから、車で5分くらい山を下りた所にあった。
水道といってもチェンマイの山奥。水道設備があるわけではない。村の
山側に半径5メートルくらいのちょっとした池があって、そこからビニール
ホースを地中に埋めて、村までおよそ500mくらいひっぱってくるだけだ。
水もとてもきれいとは言えない、濁った水だった。でも村民はそれを沸か
して、飲用にするのだそうだ。
メンバー9名は、汗だくになりながら2時間くらい、鍬や鋤を持って、粘土
質の山の斜面と格闘し、何とか村までビニールホースを引っ張ってきた。
村の家は、簡単な高床式ではあるが、粗末なもので、体重が重たい私
が歩くとみしみしと軋んだ。
(水道を引っ張った村の家) (高床式だが本当に粗末な造りだ)
汗だくになった一行は、村を後にすると、バンの荷台に乗り山を下りた。
最後は、6年前にも訪れたメーワン滝だ。先々回の4WDツアーでもガイド
のトニーに連れてきてもらった。水量も豊富で、野良仕事をした我々には
ここでの水遊びは最高だった。先々回、ここで、ガイドのトニーやイスラエ
ル人のメンバーとメールアドレスの交換をしたのを思い出した。
(メーワン滝入口) (滝つぼに飛び込む学生)
(乾季にもかかわらず滝の水量は豊富だ!)
滝でひと泳ぎした後は、山を下り、最後の宿泊バンガローに到着した。
高度もだいぶ下がり、寒さも和らいできたが、それでも夜になると満点の
星が美しかった!
(長閑な田園の中にある宿泊施設) (高度も低くなり陽だまりが暖かい)
(バンガローが5軒ほど) (食事のテーブルから田園風景が一望)
(このベンチで洗濯物を干した) (鳥籠やランプが田園風景にマッチして)
ここでも夜は寒かった!夜寝ていても底冷えがした。さすがにタイの内陸
部だ。奨務はイギリス人学生と夜遅くまで話し込んでいた。同じくらいの
年代の外国の友人と会話することがとても楽しそうだった。
【4日目(2月14日)】











