北斗星-1
道外から道内に入る交通手段としては、飛行機が一般的でしょうか。
でもオススメしたいのが、鉄路![]()
飛行機なら1時間~1時間半で着くところを、何時間もかけて鉄道で行く。究極の贅沢ですよね。
鉄道で北海道に行くにはいくつかありますが、今回は寝台特急「北斗星」
を2回に渡ってご案内します。
北斗星は1日2便。
上野発16:50→札幌着9:18の北斗星1号と、上野発19:03→札幌着11:15の北斗星3号があります。
3号のほうが人気があるようですね。
(途中の函館着が1号だと4:47と早すぎるのと、そこから噴火湾沿いに走る景色が綺麗なので、
3号のほうがちょうど良い時間だからだと思います)
左下の写真は廊下です。左側が窓で、右側がコンパートメント。
ここを車内販売のワゴンが行き来していきます。声は部屋まで聞こえるので、
必要があれば自分でドアを開けて購入します。
(各部屋の中まで来てくれるわけではないので、気をつけないと通り過ぎていきます)
列車なので揺れることもあり、廊下にはちゃんと手すりもついています。
車両によっては、廊下から外を眺められるように腰掛が収納されていたりもします。
窓が大きいですので、ここから北海道の景色を眺めるのも素晴らしいですよ![]()
車内では北斗星グッズもいろいろ販売されています。
右下はヘッドマークで、本物と同じメーカーが作っているのだそうですよ。
各車両の説明については、次のエントリーでご案内したいと思います。
★インフォメーション
・北斗星号 (JR東日本HP内)
・北斗星の家
(とても詳しく、参考になります!)
水無海浜温泉
函館市の椴法華(とどほっけ)地区にある水無海浜温泉
は、全国でも非常に珍しい温泉です。
何がか、と言うと・・・
活火山・恵山(618m)の裾野に広がる恵山岬の入り江から噴出す、
全国でも非常に珍しい渚の温泉なのです。
写真を見ていただいても、どこまでが海でどこまでか温泉かわかりませんよね(笑)
湯加減は自然任せであるため、潮の満ち引きによって調整されます。
満潮時には海中に没してしまい、干潮時にはお湯が熱すぎて入れなくなったりするので、
入浴時間が限られ、「幻の温泉
」と呼ばれています。
ただ入浴時間は、左下のように表示されていますので時間内に行けば
。右下は脱衣所です。
左下は水無温泉から恵山岬を望んだところ。右下はいくつかある水無温泉の1つ。
海なだけに決して綺麗な温泉とは言えないのだけれど
、お湯のぬるいところは魚がたくさん泳いでいます!
満潮時には海の中に没してしまうことから、時々、イワシの大群やタコなどが迷い込み、
干潮になるに従って湯船に取り残されることもあるそうですよ。
海だけれど温かく、温泉だけれど魚も見れる面白いところです。
景色もとても綺麗なので、温泉に入らずとも自然を満喫できますよ![]()
★泉質と効能
泉質:ナトリウム塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)
泉温:約50℃
効能:神経痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・痔疾・慢性皮膚病・動脈硬化症等
★インフォメーション
・水無海浜温泉 (函館市HP内)
・水無海浜温泉 (道庁HP内)
オホーツクタワー
オホーツクタワー
です。
普通「タワー」というと地上何mといったものですが、
なんとここは「海中展望塔」![]()
だから、高さは地上ではなく海底から42.8m。
海中が見れるタワー、珍しいですよね![]()
オホーツクタワーはただの観光施設とは違い、
氷海海洋科学技術の総合研究開発を推進するための
施設になっています。
ですので、とても勉強になるタワーです。
例えば・・・
真水は0℃で凍り始めますが、海水のように塩分が混じると、
その濃さによって凍り始める温度が変わります。
オホーツク海水1kg中には約3.2gの塩類が含まれており、
約-1.7℃から凍り始めるそうです。
オホーツク海の平均の深さは約800m。
いくらオホーツクの冬が寒いといっても、対流によって800m全層を凍るまで冷やすことはできません。
しかしなぜ毎年海氷は生まれるのか?(※海氷は毎年出来るので、1年限りの氷だそうです!)
オホーツク海には日本の国土面積の約5倍の流域面積をもつアムール川から
大量の雪解け水が流れ込むために、海の表層は塩分の少ない海水で覆われています。
冬になるとオホーツク海は対流を続けながら冷えていきますが、対流は表層だけに限られてしまいます。
(なぜならその下には塩分の濃い重い水があるから)
また大陸や列島に囲まれ、他の海から海水の出入りが少ないので、
この二重構造が壊れにくくなっているそうです。
冬型の気圧配置になり、シベリアおろしの寒風が吹き続くとオホーツク海は海氷に覆われていきます。
海氷にも様々な過程があり、誕生からのビデオもありましたが、かなり面白いです!
出来たばかりの氷はまだ薄く、お互いにぶつかりあってフチが盛り上がった円盤状の氷の群れになり、
蓮の葉に似ているから「蓮葉氷
」と呼ばれるとか。(英語だとパンケーク・アイスだそうです)
「ナメクジの形をした海の女神」という意味の
クリオネもいました!
生態についても詳しく展示されていました。
海上3階建てのタワーですが、地下ならぬ海底階があります。
階段を一歩降りた途端、ヒンヤリとします。
エレベーターに乗っても「海中」「海底」という表示がありますが、
階段で降りても途中、このような表示があります。
ちゃんと海中は水色の壁なんですね![]()
今の季節はもう暖かいので氷もないですが、
冬になれば海中は海中でも、氷の下の世界を見られます![]()
だから冬に来るのも貴重かもしれませんね。
海底階の窓はこんな感じで、魚も見えました。「タワー」ですが、限りなく水族館に近い感じですね![]()
タワーの入口のところに子どもたちの絵が飾ってありました。
やはりオホーツクの冬は半端じゃなく寒いということですね・・・![]()
春がすごく待ち遠しいのが伝わってきますね![]()
ということで、皆さんも紋別に行かれた際には是非オホーツクタワーにお立ち寄りくださいね![]()
★インフォメーション
ハリストス正教会の鐘
函館にある「ハリストス正教会」は、1859年に初代ロシア領事館の付属聖堂として建立されたのが始まり。
正しくは「函館復活聖堂」と言います。
1861年青年司祭ニコライがロシアから来函し、切支丹(キリシタン)解禁を待って、
日本で最初にギリシア正教を布教しました。
1907年の大火で類焼しましたが、1916年にロシア風ビザンチン様式で聖堂が再建されました。
この聖堂内部に、丸天井を装架しているのがこの様式の特徴。
(内部は撮影禁止なので、外観の写真を掲載します)
屋根に装置された数多くの十字架と、その装飾部を飾る冠状構造が独特の形状をつくっており、
緑色の銅板屋根は1968年に改装され、緑青を科学的に熟成したもの。
再建当時の大鐘(重さ約2トン)は1923年関東大震災で大破した東京ニコライ堂復興の際に移され、
かわりに大小6個1組の鐘と交換されました。
リズムと共にメロディを送る音色から「ガンガン寺」として市民に親しまれましたが、この鐘も戦時中供出。
現在の鐘は三重県桑名市在住の美術鋳造家から1983年に献納されたもの。
1983年6月、国の重要文化財に指定されました。
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ちょっとカタい文章を綴ってしまいましたが、正確を期するため、
ハリストス正教会前に建っている看板の文章を参考にしました。
ハリストス正教会の鐘の音は市民生活になじみ深いものだけでなく、
「残したい日本の音風景100選」にも選ばれているようです。
鐘を鳴らすのも結構大変で、(手だけでなく)手足を使って鳴らしているんですよ。
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