すっかり間が開いてしまいました。
やっと落ち着いてきたちい坊です。
これからはピッチを上げて治療の記録をあげていきたいと思います。
2018年10月10日に北大動物医療センターを受診しました。
圭の腫瘍は直径15mmほどになっていました。
触診の後、転移の有無を確認するためリンパ節の細胞診を行いました。
圭の場合、人間でいうところのアキレス腱辺りに腫瘍があったため、膝のリンパ節とそけい部のリンパ節の
検査を行いました。
結果ははっきりとしたがん細胞は発見されなかったものの、膝のリンパ節には転移が疑われる所見があり、
そけい部には転移は見られないという結果に。
肥満細胞腫は皮膚にできる腫瘍なので、腫瘍の周り20mmほどのマージンを取って取り除かなければ
なりません。今のままの腫瘍の大きさでは手術後に皮膚を縫合することが出来ません。
医師からの提案は、分子標的薬と言われる、比較的副作用の少ない経口の抗がん剤を服用し、
腫瘍が小さくなってから外科治療を行うというものでした。
2日に1度の抗がん剤投与が始まりました。
パラディア錠10を2日に1度1/2錠を飲ませます。
吐き気止めも同時に処方されました。
抗がん剤の投薬治療の間は1週間ごとに通院し、血液検査を行いました。
目立った食欲不振などはありませんでしたが、副作用で白血球数は目に見えて減少していきました。
投薬が終わる頃には、基準値の最小値である5050のほぼ半分まで白血球は減少しました。