大学生のころは典型的ななまけ者の学生だった私ですが(笑。って笑っちゃいけないが)、社会人になってから学ぶことの楽しさに目覚めました。

そういう人は本当に多いと思います。

よく指摘されるように、学生のときは自分が勉強していることが世の中にどう伝わるのかが見えにくかった、ということも原因の一つだと思います。

また私の場合は、世の中にもまれるような積極的な経験がイマイチ欠けていて(元来臆病な性格なので^^;)、大変な目にあいながら、生活の中の難問を解決したりする必要性があまりなかったのもあるかもしれません。

いずれにしろ、社会人になって自由時間が無くなってはじめて、モリモリと知識欲が高まってきたわけです。

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そんなわけで私は、次の2つの方向性の学習を、なるべく習慣づけてやるように心掛けています。

1つは、今目の前にある仕事に役立つ知識やノウハウを仕入れる勉強です。
それには、私の技術的な専門である電気・電子関連の勉強もありますし、営業や経営的なスキルや、コミュニケーションなどの自己啓発的な学びも含められます。

そしてもう一つは、将来役に立つ保証はないが、自分の人間としての幅を広げるため、または単純に面白い・知りたいから学ぶという勉強です。

前者のタイプについてはとりあえずおいておくとして、後者の今年の目標としてかかげているのが、「中国語の一般的な文章が、聴いてわかるようになること」です。

今後仕事でただちに役に立つとは思いませんが、中国とのやりとりが生じる可能性もゼロではありませんし、いまの時代、覚えて損はないのは間違いありません。

難しそうなあの言葉をスラスラ発音できたら、なんだかすごく楽しくて気持ち良さそうですし。

実は私はいままで何度か中国語にチャレンジしたことがあります(でなきゃいきなり1年でリスニングできる状態など目指しません!)

しかし、毎回中途半端に終わり、万年初心者の域を抜け出ていないのです。

○大学時代
第三外国語として中国語を取ってみる。さっぱり身に付かずとりあえず単位だけ取る。ちなみに講師がフランス人で、フランス人に中国語の発音を直されるのがなんだかくやしかった(笑)

○2008年
オリンピックイヤーということで、NHKラジオの中国語講座を通年聴いた。ひととおりの文法はわかったつもりに。しかし、身に着く前にやめてしまったため、すぐに忘却・・・。やはり物事は身に着くレベルまでもっていくと簡単に忘れないが、そうでないと忘れるものだ。自転車に乗るのと同じ

○2010年頃?~
月刊誌「聴く中国語」を定期購入。しかしもったいないことに完全積ん読状態に! 当然スキルは横ばいから下り坂。

こんな自分の中途半端さをたたき直す意味もこめて(笑)、今年こそはある程度「できる」
レベル、つまり聴いてわかるレベルを一気に目指そうと思い立ったわけです。

自分の心の中でだけ思っているとやらなくなるので、せっかく始めたブログ上でこうして「やります宣言」をしつつ、私生活でも身近な人に言ってしまおうと思います。

一年後がどうなることやら楽しみです。低い目標ではないですけどね。

というわけで、今日のところはこのへんで。



なんだか子どもの話題ばかり書いているようですが、つい最近夫婦で悩んだ話題の中に、「子どものポリオの予防接種、生ワクチンにするか、不活化ワクチンにするか」というものがありました。

この話題にようやく決着がつきそうだというニュースがありました。

不活化ポリオ、単独は4回接種 9月から切り替え 厚労省検討会了承

お子さんがいる方はご存じだと思いますが、ポリオとはウイルス性の伝染病の一種です。これにかかると麻痺の後遺症が残るなど、重篤な症状を引き起こす可能性があり、怖い病気です。

日本ではここ20年くらい自然に発症した人はいませんが、ウイルス撲滅宣言は出されておらず、3か月から90か月までの子どもは無料で予防接種が受けられるようになっており、大半の子どもが受けています。

その予防接種には2種類あって、「生ワクチン」を注射するタイプと、「不活化ワクチン」を口から投与するタイプがあります。これまで、公費で(無償で)受けられるのは生ワクチンのほうで、不活化ワクチンは約2万円を自費で払って摂取する必要がありました。

なぜわざわざ無料の生ワクチンでなく不活化ワクチンを選ぶ人がいるのかというと、生ワクチン摂取は、少しとはいえ生きたポリオウイルスを体内に入れる方法なので、ポリオにかかってしまう可能性がわずかにあるからです。発症するとマヒが生涯にわたって残る可能性があります。

対する不活化ワクチンは、ポリオ発症の危険性がゼロのワクチンを使用しており、安心とされています。しかも将来的には不活化に完全移行するという国の方針だけは数年前に決まっていて(時期は未定だった)、それ以来、不活化を選択する人が増えていました。

不活化ワクチンのマイナス点としては、費用がかかること、投与できる病院が限られること、未認可の海外製のワクチンを自己責任で投与することになるため問題があっても公的な補償がないこと、などが挙げられます。

生でいいのか、不活化にすべきなのか。そこで重要な判断材料となる情報が、生ワクチンによるポリオ発症確率です。それが、厚労省の調査によれば440万回の摂取に対して1回なのだそうです。(ただし一人2回接種が必要なので、事実上220万分の1の確率で発症)

これをどうとらえるか。私たちもこの4月に太郎(仮名)のポリオ摂取の時期を迎えたので、迷いました。ネットでもいろいろ調べたのですが、生ワクチン派と不活化ワクチン派それぞれに言い分があって、単純にどちらがいいか判定できません。

「たとえわずかな確率でも、かかれば一生苦労させることになるのだから、発症リスクをゼロにする方法があるなら費用や手間をおしまず実行すべきだ」という不活化派の意見も納得できますし、「発症確率は非常に低い。ポリオ以外にも子どもの健康のリスクはいくらでもあるから、この程度のリスクに神経質になるのは無意味」という生派の意見も理解できます。
結局いろいろ調べて、夫婦で相談した上で、我が家では生ワクチンを選択しました。 

今日のニュースによれば、今年の9月から不活化ワクチンを正式に(多分公費で)受けられるようになり、生ワクチンは終了することになります。

正直、「もうちょっと早く決めてくれよ!調べたり相談したり面倒だなあ」というのがニュースを聞いての第一印象ですが(笑)、夫婦で話し合って物事を決める経験をまた一つ持てたというのは、良かったかなとも思うのでした。


今日は、遠くに住んでいる奥さんのいとこが、最近生まれた赤ちゃんを連れて奥さんの実家にやってくるということで、うちらも子ども(太郎(仮名)、まだ9か月)を連れで会いに行ってきました。

小さい子が2人集まると、まずこっちが泣き、次はあっちが泣き・・・という感じでずいぶんとまあ賑やか。

特に我が子はかなりのシャイ・ボーイなので、知らない親戚の伯父・伯母・いとこに代わる代わる抱っこされるたびに泣いてました・・・小さい頃かなりの泣き虫だった私に似てしまったかもしれない(笑)



太郎を抱いて座っていたら、奥さんのお父さんと伯父さんが「うちらの世代ではまずこういう光景を見なかったよなあ」などと話していました。

つまり、赤ちゃんの世話をすることも、抱っこして面倒を見ることもあまりしなかった、ということです。

こういう話は、親世代の人からしばしば聞きますが、自分と同世代の友人や知り合いでは、そういうケースは(一部の本気で忙しい人を除いて)ほとんど聞きません。

おむつを替えたりミルクをあげたりは普通だし、保育園に送ってから出勤するパパも少なくない。

それが当たり前という感じがします。

だから、「最近のパパは偉いわね」などと上の世代の人に言われるたびに、軽い違和感を感じます。



さて、明日から奥さんの育児休業が終わっていよいよ仕事復帰となります。

これまでは、家事や育児をそれなりに手伝っていても、結局奥さんにかなり任せてしまっている状態でしたが、これからは家の仕事にもより一層積極的に関わっていかなくてはいけないでしょう。

そんな中でも、一日に必ず少しは自分を高めるための時間を持ちたいと思います。

勉強についての話もおいおい書きたいと思います。それでは。