音楽の最新記事を新ブログに投稿したので、お知らせします。

ヒラリー・ダフ、クリスティーナ・アギレラ、イン・シンク、アーロン・カーターといった2002年当時のディズニー・スター達がディズニーの往年の名曲をカヴァーした贅沢なアルバム「Wow! ディズニー・マニア」です。

下記のリンクから読めます。

 

https://noroyalroad.hatenablog.com/entry/2020/06/13/210038

 

いつも当ブログをお読み頂き有難うございますニコ。早いもので、ブログを開設して丸9年が経ち、今月で10年目を迎えたのですが、この9年の間にアメブロの機能も色々と変わってしまい、これまでの機能が使えなくなってしまったりしてしまったという事情から、勝手ながらブログを新しいアドレスに移転する運びとなりました。

尚、移転後は新しい方をこれまでのペーバーバックや洋楽のレビューを目的としたメインブログ、こちらを英語学習のヒントや英語圏の文化等について記したサブブログとしていく予定ですので、こちらも引き続きお読み頂ければ幸いです。

 

お手数をお掛けしますが、今後も当ブログを宜しくお願い致しますニコ

新しいアドレスはこちらです。

https://noroyalroad.hatenablog.com/

自粛大勢だったGWも無事終わり、緊急事態宣言も徐々に緩和されつつありますが、まだまだ油断は禁物の今日この頃ですね。さて、今回は英国・スコットランド出身のファンタジー小説家でルイスやJ・K・ローリング、トールキンといった大御所の作家達にも影響を与えたジョージ・マクドナルドの代表作である『The Princess and the Goblin (邦題:王女とゴブリン 他)』を紹介します。

 

 

 

 

ストーリーは、人里離れた山奥にある国のお城に、アイリーンという8歳のお姫様が住んでいました。母は既に亡くなっていて、父である王様は留守がち、子守のロッティー以外に話し相手の居ない彼女は、いつも寂しい思いをしていました。実は、お城近くの炭坑には、昔人間に滅ぼされてからというもの人間に復讐を誓うゴブリンが住んで居たのですが、アイリーンはその事を知りません。ある雨の日、お城を探検していたアイリーンは、自分のひいひいお祖母さんだという同名の美しい女性と出会います。それが忘れられなかったのか、翌日子守に頼んで外に連れて行って貰ったアイリーンは、ゴブリンに追いかけられた所を若い炭坑夫のカーディーに助けられ、それがきっかけて二人は仲良くなります。ゴブリンに襲われ手を怪我してしまったアイリーンは、ひいひいお祖母さんに治してもらい、怪我が治った翌週に彼女に会いに行こうとしますが脚長猫に脅かされてしまい・・・。

 

という感じです。何だかエピソードの羅列になってしまいましたがアセアセ、如何にもスコットランドらしい自然が印象的で、文を読んでいるだけでそこに足を踏み入れて、アイリーンと一緒に冒険しているようなワクワクした気分にさせられます音譜。この風景描写を読んだだけで、ケルト人の想像力の豊かさの源が垣間見える気もします。小さなお子さんならハラハラ、ドキドキしたちょっとしたスリルや非日常を味わえますし、童心に帰りたい大人の方にも是非読んで頂きたい作品ですグッド!

 

因みに、ハリポタのローリングや「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」シリーズで有名なトールキンの幼い頃の愛読書がこの本だったそうです。それを知ると、ホグワーツやミドル・アースの起源はここかぁひらめき電球と思いますし、あの独特な世界観を生み出す原体験となったお話に触れられるのは感慨深いものがありますニコ

 

英国、ハンガリー、日本の合作でアニメ映画化もされている様で、日本人としては何だか嬉しい気持ちになりますねほっこり

 

 

 

 

 

邦訳も出ています。