偏頭痛で起き上がれず

涙が止まらなくて

ぐっすり眠ることも出来ず

 

私の信頼する上司に

お詫びとともにしばらく休む旨を報告

上司は離婚のことも

実家がゴミ屋敷のことも

母が鬱っぽさを持った人間であることも

ぜんぶ知ってるから

 

とにかくシッカリ休んで

キミに何かあったら皆こまるんだからね

 

と言ってくれた

 

休みたいわけじゃないのに…

働かないといけないのに

体が動かない…

 

 

頭が割れるような痛みで

どうにも動けなかったとき

昔に貰った鎮痛剤を思い出して

飲んでみた。

スッキリとはしないけど

やっと多少は動けそう…

で、近所の心療内科にフラフラ向かって

通院が始まった。

 

処方されるのは抗うつ薬、睡眠導入剤

あとは先生とのお話の時間で

私の1番のネックが何かを一緒に紐解こうって。

 

 

2ヶ月間、毎週の通院

抗うつ薬は私には上手く効かず

もともと即効性はないものだから

長い付き合いになるものなのに

その時の状況を少しでも変えて欲しくて

処方量が増えて

副作用で頭がボーッとして

改善してるとも思えない毎日

 

一番効いたのは

週末の子供たちとの時間だけだった。

 

自然に笑顔になれて

ご飯も当たり前に準備できて

ただ一緒にいられるだけで幸せで…

また平日になり子供たちと離れると

一気に死人のようになる

 

 

私のネックは

息子の担任の小言攻めでもなく

保育園の先生からの説教でもなく

学童の負担でもなく

職場の遠さでもなく

 

母なのだと

再認識

 

 

病院の先生との話で

子供たちと暮らしたい

って泣いてしまった時

『何かを捨てることも必要じゃないかな』

と言われた。

 

なぜ子供たちと一緒にいられないのか

その話になると

大泣きして話せる状態じゃなくなる私に

方向を変えながら掘り起こす先生からは

最終的には

今の私が立ち直るには

母の存在の優先順位を下げる提案をされた

 

優先順位を高くしてる意識はなかったけど

振り回されてるのは昔から変わってなかった

 

子供たちをみてもらっていることもあり

お金を渡していたけど

翌週には追加の催促が来ることもあった

時には携帯が繋がらず

話を聞くと通話料が払えていない    と

 

父の障害年金もあるから

そこまでカツカツの生活ではないはず…

 

マンションの固定資産税も私が払ってるし

毎月の共同管理費も2万いかない

そのうえ私もお金を入れているのに

携帯代も払わない

時には水道も止まっていた………

 

私も家賃、水光熱費、保育料、学童、

日常の生活で手一杯で貯金もないのに

不定期でお金を要求されて

もう余裕もくそもなかった

 

でも子供たちをみてもらっている手前…

そして子供たちを取り上げることになると

彼女はまた生きる目的をなくしてしまう

その恐怖で

何も行動できなかったのは事実

 

でも期限が決まっているような仕事とか

買い物とかでもない

母という存在の優先順位を下げる

って、どうするとそうなるのか

全然想像できてない…

 

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