息子の卒園式
もう引っ越しが決まった後だったから
お友達ともバイバイすることを知っていて
息子はずっと泣いていた。

 

在園中、
少し嫌なことをしてくるママさんがいたんだけど
卒園式後の謝恩会のときに
『何も知らずごめんなさい』
と泣いて謝られた。
や、特には…
なんか色んなことがありすぎて
感覚が鈍ったらしい。
わざわざ謝ってくれたことへのありがたさも
何を今さら的な嫌な気持ちも何もなく
はは。。。って笑うしかできなかった。


その日の帰宅後、
彼から届いた息子への卒園祝いを

息子に渡した。
当時放送されてた
なんとかレンジャー的なやつのオモチャ。
そこには手紙もついていて

自分が改心しなかったせいなのに

”そつえん おめでとう!

 パパは、すこしはなれてしまうけど···”

みたいなことがツラツラ書いてあった気がする。

それを読みながら息子が号泣した。

当たり前だよね。
息子はパパが大好きだった。
どんなことをされきても。

 

こんなひどい話があるか・・・?

ずっと息子は

こんなにもパパのことが好きだったのに

愛されたくて頑張ってたのに

どうしたらあんな仕打ちを続けられるんだか

本当に理解できない

 

引っ越し前、
仲良しママさんたちが

個室がある飲み屋さんを予約してくれて
集まった。
そこでも泣けてしまった。
その中の2人のママさんには
彼の話も相談してたこともあって
    ここまでよく頑張ったね
って言ってくれたから。
子供たちも夜に一緒にいられることに興奮して
とにかく楽しそうだった。

 

娘はまだ4歳になる年。
あまり離れ離れっていうことを

実感していなかった。そんな気がする。
泣いてなかった。
むしろ引っ越しを楽しみにしていたから
お友達と離れるっていうことを
想像できていないってことが感じられた。

 

でも後できっと不安になるんだろうな

でも自分の決断に後悔は絶対にしない。
子供たちにもさせない。

絶対に幸せにするから。
貧乏でも悲しい思いはさせないように
絶対頑張るからって
強く思った。。。

 

それから引っ越しの日までは
ひたすら荷造りと
役所での手続き三昧。。。
離婚後の親権の申請も時間がかかって
結局しばらくは彼の苗字のままの2人。
何よりも早く子供たちの姓を
私と同じものにしたかったのに。。。

 

役所の手続きのアナログさ、
課ごとに同じ書類を提出しなきゃいけない
役所の横のつながりのなさ…
いちいち時間かかりすぎるところ…
ほんと嫌になる。

 

でも担当してくれる人の対応は
こちらの事情を聞いて親身に考えてくれて
すごく助かったんだけどね。。。