わたし、女の子が好きなんですよ。
私は女です。
もちろん本当です。
19年間女として生きてきました。
自覚を持ったのはいつか、ハッキリとは覚えていませんが学生時代です。
好きな子がいました。
友情だと思っていました。
でも違いました。
女の子同士って、距離が近いんですよ。
手を繋いだり、ハグをするのはもちろん、頬にちゅーすることだってあるんですよ。
でもまぁ、ふつうにドキドキしたんです。
少女漫画はあんまり読んだことないですけど、きっと漫画の中の女の子が感じるドキドキと同じでした。
一緒に変えるだけで楽しかった。
部活が違ったのに、一緒にサボって遊んだりしました。
後に両親が離婚して、転校することになり、気持ちを伝えることはありませんでした。
それでいいと思っています。
そもそもあれは恋ではなかったのかもしれない。
「気づき」だったんです。
彼女が気づかせてくれたんです。きっと。
「好き」と言う気持ちに私はあまり気づくことができません。
その後もきっと恋はしたのでしょう、しかし私はそれに気づくことがなかった。
そう思えばあの「気づき」は、運が良いだけであって、初めてではなかったかもしれないし、何にせよ後悔はありません。
今年で20になります。
親に言うつもりはありません。
何年も前から「結婚は絶対しない」「子供は要らない」と何度も言っていますので、わざわざカミングアウトするつもりは毛頭無いです。
親孝行も別にするつもりはないので子供の顔が見たい云々のことを言われても何も感じないですね。
未来が怖い、と言う気持ちはあります。
私は普通の女の子と変わらずに生きていきたいのです。
好きな人と一緒に遊んだり、買い物行ったり、食事したり、したいです。あわよくば一緒に住んだりしたいです。
「怒り」と言う映画を見たことありますか。
(同性愛表現のある映画です。)
私は綾野剛さんが好きなので、映画館で観ました。姉と。
それはもう、頭が痛くなるほどに泣きました。
姉も泣いていました。
「怒り」の前にみた、「スーサイドスクワッド」の内容なんか吹っ飛びました。
姉が運転する車の中、私は姉には話しても良いと思い、姉だけに話しました。
驚くことに、姉も、そうだったのです。
しかし姉はすでに数年前からお付き合いをしている人がいて、遠距離恋愛をしており、休みの日にはお相手(話によればお金持ちのお嬢様のようです。)の別荘でゆっくりするんだとか。
悔しくて泣きそうでしたが、良かったね、と言いました。
お金持ちが羨ましくて悔しいんじゃないのです。
お相手と幸せにいられることが羨ましくて悔しいのです。
私もそうありたい。
最近、「好きかも?」という子がいました。
私はツイッター上で自分のことを公言しているので、その子(Aとします)は私が「そういう人」だということを知っているはずです。
知っているか知らずか、Aは私に思わせぶりな態度をとるようになりました。
正直面白くなかったです。
煽られている、そんな気持ちになりました。
この考えは傲慢ではありますが、もし、Aもわたしのことを好きで、そういう態度をとっているのならば、それはそれで続かないとも思いました。
どちらにせよこの関係は続くことがなかったと思います。いいんです、今思えば好きじゃなかったかもしれません。
そんな遠回りしてけしかけてくるような子を、ずっと好きでいられる自信がないから。
正直な子が一番ですよね。
男性が嫌いなわけではありません。
でも多分7割の男性は嫌いです。
都会に憧れがあるので、都会に旅に出るのが好きです。
クソデカキャリーを引きずって東京を歩くのが好きです。
でもそんな私を狙ってかなんだか、声をかけてくる男性が嫌いです。
気持ち悪いよね。
それが何度か続いて、東京に行くのが嫌になったこともあります。
でもまあ、これが東京なのかな、と思ったりもしました。
仲のいい男性はいます。
でも「女友達」だと思っています。
実際に女友達のように接している、という意味でそう思っています。
面白いものですね、心を許してしまったら、男友達と恋愛話をしたり、彼女の写真見せてもらって可愛い〜!なんて言って茶化したりもします。
この時間は、とても楽しいです。
嫌いなものは7割の男性と、ファッションレズです。
そういうことです。
晴れた日にお外に連れ出していました。