セックスの時の快感において 女性の快感は 男性のそれに比べ、数倍から数百倍という報告があります。

なにをもって 快感の指標にするかで、倍数が変わるのでしょうが、 女性の方が 男性より セックス時に 快感を感じるというのは 間違いないのでしょう。

残念ながら 両方の性には 自由に 替われませんので 個人が 両性の快感を 比較することは出来ません。

では 何故 女性の方が 快感を 感じるのでしょうか?

しかも 今の人間のセックスのように 正常位が 標準ではない時代、後背位が標準だった昔は 信じてもよいか分からない 敵にもなり得る男性に もっとも 無防備で 視線の届かない バックを 取られるのですから、普通は 避けたいですね。

もっとも セックス時は 男女とも 外的からは 非常に 危険ですから 早漏が 望まれたでしょう。

だから 早漏の 男性諸君。

何も恥ずかしがらなくても 大丈夫です。

貴方は サバイバルに強いのです(笑)。

子孫を残すという 動物の本能は 生まれながら 持ってはいますが、出来たら 避けたいことでしょう。

もう一度 考えましょう。

何故 女性の方が 快感を 感じるのでしょうか?

ずばり 妊娠出産という 生命にとって 非常に危険な 大イベントを経験しなければ ならないからでしょう。

人間の場合 約10ヶ月 お腹の中で 胎児を守りながら 育てなければ なりません。

今の 時代と違って 太古の昔には お腹に赤ちゃんがいるからといって 誰も親切にはしてくれません。 
危険な外的から逃げるにも 一苦労です。

しかも妊娠そのものも 母体に 生理学的な 大きな負担をかけます。

お腹が大きくても 食べ物も 採らなければなりません。

10ヶ月頑張った後 出産という もっと大変な 危険が 待っています。

出産時は 外的に狙われやすく 非常に危険です。

出血 その他 母体に 凄い ダメージを与えます。

出産後も 直後から お乳を与えて 育児が 始まります。

今度は 赤ちゃんも 同時に 守り育てなけれなりません。

だからこそ せめて セックス時に 大きな快感があり それを 脳が、本能が 覚えていなければ セックスなんて その後の大きな苦痛を考えれば 誰もしなくなっていったでしょう。

セックスする前から 脳内の快楽伝達物質が 脳神経を麻痺させるからこそ その後の苦痛と 比較することなく その場の快感に 身を任すことが 出来たのでしょう。

現代の 人間の 非常に乱れた(笑)セックスですか?

知りません。

みなさん 御自分で お考え下さいませ。