ぶつかったり、殴られたりすることで骨折し、眼球がずれる(落ちる)ので物が二重に見える(複視)ようになるそうです。
一年半前、娘(当時2年生)が学校で友達とぶつかり、この骨折を経験しました。
今はほぼ完治しておりますが、学校の養護教諭、皮膚科医師の判断に従っていたら失明していたかもしれないと思うと今でもぞっとします。
頭を強く打って嘔吐していたら、最初の受診は皮膚科ではないはずなのですが・・・
仕事で得た知識が娘の役に立ったことが、私の誇りの一つになっています。
その時の経験が誰かの役に立つのではないかと思いますので
当時の記録(日記みたいなものですが)を載せておきたいと思います。
H25.7.4(木)
11:30前後、学校より自宅に電話。娘が活動中に友人と接触し頭部裂傷したとの由。どのように接触したかの説明はないことから、大人は見ていなかったものと思われる。本人の話だと、野菜に水をあげに行く途中で、2人とも走っていたとの事。
ぶつかって出血し、泣きながら歩き出した所へ友人が養護の先生を呼んできてくれたのだという。場所は中庭らしい。
市内の皮膚科医院に向かうので現地に来てほしいとのこと。現地へ車で向かう。
現地到着後、10分ほどでタクシー到着。ぶつかったもう一方の子供を養護教諭が眼科へ、父(私です)が娘を皮膚科へ連れて行く。本人は歩けず、気分不快(嘔吐感)を訴え続ける。
左眉を横断するように斜めに4cmほど、裂傷している。
診察台に横にしてもらうも、嘔吐を繰り返すため縫合できず、様子をしばらく見守る。
養護教諭はもう一方の子を連れ戻るとのことで帰校する。
嘔吐止まらず縫合できないためテープで傷口を固定し、明日来るようにとのこと。しかし、嘔吐が続くことが気にかかるため、医師に相談。はす向かいの脳神経外科を紹介される。
ここで、まっすぐ帰宅していたらと思うとゾッとします!
脳神経外科へ徒歩で移動。本人歩けず、抱きかかえての移動となる。K先生の診察で、左眼球の運動障害が発見される。眼球周辺の骨折が疑われるので
総合病院の脳神経外科でCT撮影するも特に異常なし、眼科も同様。担任の先生来院。眼科は7/30予約で再診に来るようにとの指示。傷を縫合してもらい、明日消毒に形成外科へ来るようにとの指示を受け帰宅。その間もずっと吐き気を訴える。
自宅につくと本人すぐに入眠してしまう。食事全くとれず。
7.5(金)
9時予約の形成外科受診。吐き気続く。Dr曰くやはり目の動きに気になる点があると話す。右目の瞳が全く上へ動かず、下への動きも昨日より悪化している。脳神経外科再診を進められ、再度CT撮影するも、脳神経、脳の異常は認められないとのこと。吐き気止めと脱水予防の点滴施行。眼科受診を勧められ、眼科医がCT画像から眼窩底骨折筋狭窄症と診断する。眼窩底(眼球を支える骨)に亀裂が入り、その亀裂から眼筋や眼脂肪が下に落ちかかっている状態。筋肉が締め付けられている(絞搾)ため、壊死の危険性があるとのこと。形成外科に移動し、本日当院ではOPできないが、緊急手術が必要なので別の大付属病院を紹介するとのこと。画像データと紹介状をもらい自家用車で移動する。
到着すると受け入れ態勢がとられており、説明と同意の後16:10OP開始。左下まぶた内側を切開、眼組織を元に戻し、骨折部位が大きければ軟骨を耳から移植するとのこと。
17:40OP終了。全身麻酔を受けていたことから熟睡していた。
個室に入院となり、母親が一晩付き添うこととする。執刀医(A先生)より説明があり、外科的にできることはすべて行ったとのこと。亀裂は2mm程度、筋組織の壊死について目視では判断できない旨の話がある。翌日から可能な範囲でリハビリを開始するようにとの指示あり。早い人で半月から1か月、長いと半年ほど違和感を訴えるケースもあるとのことであった。校長先生、担任の先生来院される。その晩は起きることなく眠っていた。
7.6(土)
眼帯が外されるも顔の腫れがひどく、別人のよう。左目はほとんど開かない。吐き気は全くなく朝から食事も摂れた。
父が付き添い宿泊する。ぶつかった子供の母親(Iさん)から自宅に電話があった。祖父が対応する。
7.8(月)
退院許可ありAM退院する。 母と祖父母にて対応 学校・ぶつかった子のお宅に退院した旨を連絡する。担任の先生来訪。(7/10も来訪)
7.12(金)
抜糸のため形成外科受診。抜糸施行。形成外科医に予後や今後の生活について質問をするも、主治医ではなかった事もあり、明確な回答得られず。リハビリを続けるしかないという感じであった。傷は予想以上に綺麗に。やはり縫合は形成外科に限る。
次回7/22(月)受診
その後
腫れが徐々に引いてくるも、眼球(特に上)運動に違和感あり。常時複視症状も見受けられる。一日三回、各回五分~十分程度、眼球運動のリハビリを継続している。午前中は右目に眼帯をし、左目のみを使うようにしてリハビリを行っている。
・7/17 (術後12日目)複視改善せず、眼球の上転運動も通常の1/5ほどしかない。全く動かなかった術前に比べ改善はしている。夕食後のリハビリ中、複視が出現せず、普通に見える事があると話すが、限定的なものらしい。が、いままでそんな事は言っていなかったので、ちょっとうれしい。腫れは2日前に比べ軽減しているが、まだ下瞼に残っており押すと痛い様子。目に風が当たるのを嫌がることから、涙腺に影響があるのかもしれない。
つづく
















