会社人間、仕事人間だった自分は、急にやることがなくなった現状を受け入れることがとても難しかったです。今でもそうです。
もともとは以前居た会社で同じような目に遭ってから、もう二度と会社勤めはしない、と誓ったのですが
自営業がうまくいかずに結局は会社に入ってしまい長く続けてしまいました。
そういうタイミングだったのでしょう。仕事は大変ですが楽しいこともあり、得られたものは多かったです。
いつしかそこは、自分の終の棲家に思えるほどになっていました。
しかし、そうはいってもそこは会社。自分の思うとおりに進められる場所ではありませんでした。
人間は弱いのです。特に心へのダメージを受けたときは、何もせず休むことで自分の治癒力で回復するしかありません。
でも、必ず回復するのです。そういうふうにできています。人間は強いのです。
今、半年ぶりに仕事で使っていたノートパソコンを引っ張り出し、会社の痕跡を消しています。やっとその気になりました。
半年も放置して、埃だらけで。酷使してきて可愛そうな扱いでした。
でも今、次に使えるようきれいにしています。
風の時代になり、今まで常識とされてきたことが次々とひっくり返っています。かつて自分は完全に地の時代の人間でした。
会社で認められて地位を得ることがなにより大事、そうなればお金も稼げる。そんな価値観を持っていました。
しかし一切を取り上げられ失った今、実はそうではないことに気がつかされました。自分の人生では必要でなかったから、かき集めていたものが取り上げられたのでしょう。自分は価値観の変更を余儀なくされ、人生100年を見据えて仕事観を再構築しています。
ちなみにその会社の創業者は昨年去り、同じく創業時からの中堅ベテランが続いて全て去り、その動きを見たスタッフが去り、結果的に居残った20代の若者に役をつけて逃げられないように仕事をさせています。それが良くないとは言いませんが、彼らも古い地の時代の価値観の犠牲者に見えて仕方ありません。自分の置かれている状況を、見たくなくても見ることは大事ですね。
そんな取り留めのない気持ちを、もう少し残したいと思います。
