体内記憶を持った子供の話を久しぶりに聞いた。



その子は重い障害、目が見えない、発達が遅い
年齢で言えば高校生の男の子で妹が2人いる。



友達を家に呼びたいと

年ごろになった妹2人の今後のために

その子を施設に預けようと両親が相談にやってきた。




そこで、突如体内記憶を話し出した男の子が言ったことに
とても感じるものがあった。



産まれる前
神様から言われたこと

それは
この3つのものを持って行ってと


1:重い病気
2:発達が遅いこと
3:目が見えないこと


彼はお母さんが見えないのは嫌だから
それは持って行きたくないと神様に言った。


すると神様は

いいよ。わかったよ。と

だけど、これから産まれてくる妹に

持っていってもらうと言った。




彼は考えた末


やっぱり僕が持っていくと言って
お母さんのお腹に入ったそうだ。



それを聞いていた両親は
おいおいと泣き
彼を抱きしめお家に連れて帰りました。


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体内記憶の真偽はともかくとして
私は、あることを感じて涙が溢れた。


それは夫の兄弟のこと。
夫の兄は、たくさんの病気を持っていた。
病気家系で父親も早く亡くなり
その兄も4年前に亡くなった。


夫は、病気家系の要素は持つものの
元気に過ごしている。


このお話の様に
弟が持って行かなくて済む様に
お兄さんが持ってきてくれたんだと。


そんな兄弟間の見えなかった愛を
とてもとても感じて


生かされたこの大切な命を
存分に使って生きようって


そんな風に感じられることが
愛だなと


昨日は涙が溢れた。


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意識は距離も時間も凌駕し
ボディーのあるなしも超えて

愛を受け取ることがいつでもできる。

これが感謝なのだろう。



愛を失った生き方に苦しんでいる世界中の人と

今日もセッションする1日。




すべての出会いに感謝です。


Arcoiris