昨日、Global Entrepreneur Week Impact Japan
というワークグループセッションに参加した。

いやぁ、すごいパワー。
70人か80人くらい。
6割くらいが外国人

世界中のアントレプレナーが集まった。
そこで、IDEO的、design thinkingを実践in English

テーマは、日本のルールを変えるビルをプロデュースしろ

なかなかに面白い。

しかし、ビジネスミーティングやるようの英語と、
スピーディにワークショップをやる英語はちと違う。

ますます自分の子供には、「英語を学ぶという単純なこと」に努力をさせない
ことを誓った。

話すためだけのスキルを身につけるのに、18歳を過ぎてから言語を勉強することほど
無駄なことはない。

特に、30歳を過ぎてから、仕事や社会人としての様々なアクティビティを放り投げて、
英語を勉強するなどもってのほか。
ホントにもったいない。時間が。
そんなゆとりある時間はない。

趣味で、あらゆる地方の英語訛りを知りたいとか、英文学を掘り下げたい、など
以外で、英語を話せるようになるためだけにやる勉強、これはこれからの世代は
確実に18歳までに終わらせておきたいところだ。

だいたい考えてもらいたい。
微分方程式など、高校3年の1年間くらい(もしくは大学の授業)しか、まともに取り扱わない。
機械科や物理科などにいかない限り、必要ない。
それに対して、言語(英語、+これからは中国語)は、一生ついてまわる。

それを、中高6年やって、まともにしゃべれるようにならないなんて、
ほんと、努力の無駄。授業の無駄。

日本の学校教育における英語の授業は、もう廃止にしたらどうだろうか。
どうせ、話せるようにならないもので、
学校での英語の授業の代わりに総合学習で、次の2つを提案したい

(1)
中学校の英語に代わって、日本の凄い人たちのテレビを見る。その人に会いに行く。

中学校の3年間で、150コマ。例えばNHKスペシャルかプロジェクトXをずっと見続ける。
1時間は鑑賞。続く1時間はそれについて討論会
ときには、出演した企業の方をお招きする。

こうすることで、将来自分は何を目指そうか。その選択の幅が広がると共に、
コミュニケーション能力もあがる。

(2)
高校では、今度は近所、地域の市民団体、NPOに参加し、ボランティアをする
修学旅行では、だらだら観光名所を回るのではなく、NPOの支援先の
フィールドに赴き、3日間のボランティアワークショップをする
など。
社会性、社会に出たときの自分の存在意義を学ぶ

じゃあ英語はどうするのか?

各自が独自のやり方、英会話でも、留学でもホームステイでも、なんでも良い
そこで身に着ければ良い。

そして、大学の入試は高校にいるあいだに取得したTOEFLの点数をそのまま
採用する。将来の留学を見据えて
英語の試験を大学独自では作らない。TOEICも使わない。


Global Entrepreneur Week という世界中からの社会起業家を集めたワークセッション
から、変な方向に話がいってしまったが、

つまり、尖った人間は、尖った人間同士で集まり、日々面白い試みをしている、ということ。

その会場で出会った起業家の椿さん。
GEW10
とある会社のCEOである。その椿さんのブログでも紹介されているので、参照されたい。

写真は会場の様子。

$ダブルインフィニティイニシアティブ(通称88)    事業会社立ち上げ日記-gew10