「がんが治る人」に共通する５つの力とは

2023年12月20日(水)

ここ最近は、「がん情報」疲れで、

がん闘病記のブログを見ることがめっきり減った。
術後２年、再発の緊張の糸が少しゆるんできたか…。
同病の方のブログだけ眺めている。

【がん…悪ガキ細胞と　どう付き合うか】

肝胆膵外科の先生が発信しているYoutube動画「がん情報チャンネル」がたまにおすすめ動画に上がってくる。夫も後腹膜脂肪肉腫で肝胆膵外科を受診しているので、肝胆膵外科の先生がどんな情報を発信しているか興味を持った。国外の文献や研究を10分程度に要約して説明してくれるのが助かっている。興味のある項目をストレスがかからない程度に見る程度。今は「外科医」という表記に変わり書籍販売をメインにしている印象。現場を離れたのかな。

「がんが治る人に共通する５つの力」の話は、少し興味があったので見てみた。

■ がんが治る人に共通する５つの力

①受け入れ力

②情報力

③コミュニケーション力

④体力

⑤免疫力

夫と同じ病気でブログを投稿されている人は、この５つのバランスが整っている感じがする。「治るか、治らないか」「生きるか、死ぬか」の極論で物事を判断して生活しているのではなく、趣味を持ちながら穏やかに楽しく生活されている印象。
「がん細胞も元は自分の細胞。がんと程よいバランスを保ちながら、健康な細胞が常にがん細胞より優位な状態を保ち続ける」生活が上手にできているなと思う。

がんが治る人に共通すること（がんと闘える体を持てる人）は「体に過度なストレス」を与えないように気を付けている…。幽霊を怖がるように訳の分からないものに対する恐怖心は持ってしまうと、不安で夜も安眠できないし、判断力も落ちてしまう。病気を知ることが一番の精神安定。これは家族である私にも言えること。病気を勉強することで、一定の落ち着きを保つことができている。

夫の「後腹膜脂肪肉腫」がステージ４で見つかった時は、夫の兄が胆管がんが55歳、知人の薬剤師さんや婦長さんなど医療知識や治療環境に恵まれた人が55歳位で進行癌で亡くなったのをを思い出し、時間がないと気落ちしたが、術後２年…、「楽観視はできない。」と医師には言われているものの、日常生活や軽い運動ができることがありがたく感じる。

同病の方の闘病ブログは、文献からは得られない別の視点での話をしてくれるのでとてもありがたい情報。この１年、お仲間の経過観察報告で「再発ナシ」を知ると、夫も大丈夫のような気がしてしまう。同じ病気でも、切除した臓器やがんの種類(高分化・脱分化）が違う。治療方法が確立されていないので使う薬や延命方法は試行錯誤だが、日常生活は送れている。「がんと共存できる」ことが私達夫婦にとっては大きな救い。次の再発まで”今”を楽しむ。

2021年は、がんを宣告された絶望のクリスマス

2022年は、再発を怖がった緊張のクリスマス

2023年は、緊張の糸がほどけた普通のクリスマスが送れそうだ。

友人夫婦からクリスマスに「オレンジピールケーキ」を頂いた。なんだか”ほっこり”した気分。

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ここ最近は、「がんの情報疲れ」。これまでは他のがんの方の情報から、何か延命方法で得るものはないかと、ブログを漁っていたが今は休憩中。夫も私も「今はストレスを感じない生活楽しむ」ことに目を向けた方が良いのかなと…思っている。

基本は「食う、寝る、遊ぶ」。今はそばが食べたい。日中は暑いので「ざるそば」が食べたい！。でもなぁ、値段が…沖縄移住時は158円だったのに、178円→198円→218円→258円→298円。気持ちよく買えないよな…。すごいインフレ。