第1章|後腹膜脂肪肉腫[初回手術]
 
 

2023年3月12日(日)
 

希少がんと言われている「後腹膜脂肪肉腫」。
腫瘍大きさや他の臓器を巻き込んでいることから
ステージ4のがん。
周囲の人の中にはステージ4を末期がんと勘違いしている人も。

 

 

 

 

癌患者が元気いるのは変?…  ステージ4のがん】

 

自分の親族・知人でも、「後腹膜脂肪肉腫」を「脂肪腫」と勘違いしている人がいる。
「大きな腫瘍の塊を取ったのだから、あとは大丈夫なのでは?」

「ステージ4は大げさなのではないか…」と。

 

テレビのドキュメンタリー番組で見るように、ベッドの上で必死に闘病生活をしている
姿がステージ4のあるべき姿?と考えているようだ。

 

 

「ステージ4=末期がん」という誤解。

 

◆◆◆

 

 

 

国立がんセンターの動画を見てもらうことで、脂肪腫ではなく、”肉腫というがん”であるということを、
その場では理解してもらえるが、ステージ4のがん患者が元気に買い物に出かけたり、
ダンスやジョギングなどの運動をしたりすることに、やはり違和感があるようだ。

 

抗がん剤や放射線治療を行っていないこともあり、薬の副作用による体力低下はない。(持久力は術前よりかなりなくなった。)

 

 

脂肪腫と思う込んでいる人に丁寧に説明をしても懐疑的に思われるだけ。
夫の病気の正確な病名も記憶に残らないようだ。
「後腹膜脂肪肉腫」をネットで調べれば、少ない症例ではあるけれど情報は出てくるし
同病の方の闘病記もあるので、大まかに理解できるはず。

 

 

「ステージ4=末期がん=余命一年ぐらい」

 

 

術後1年経過観察で再発がなかったので、
「再発はあるだろうけど、5年は大丈夫かもしれない。年齢も75歳だから寿命の方が先に来たらうれしいね。」と答えた。

 

夫の病気をちゃんと理解するのは「執刀してくれた医師と、術後の健康を診てくれるかかりつけ医、介護者である私の3人でいいやっ。」

 

少し…いや、かなりイラついてしまったブログになってしまった…。