2023年3月3日(金)
 

後腹膜脂肪肉腫で、左腎臓と左副腎を摘出したため
腎臓の機能が低下。なかなか造影CTを撮ることができなかった。

今回、術後1年ということでギリギリの値ではあるが
造影CTを撮ることが可能となった。

 

 

 

術後1年でやっと出来る…  造影CT】

 

後腹膜脂肪肉腫の手術で左腎臓を摘出したため、腎臓の機能が悪い。

術後3ヶ月、6ヶ月、8ヶ月の経過観察は単純CTのみ。造影CTを撮ることができなかった。

 

造影CTを撮りたいと強く思っている夫。
調べたところ、「シスタチンC」で腎機能を見る方法があることを伝えた。
こちらの値で問題がなければ造影CTを撮れるかもしれない。

 

シスタチンCとは

シスタチンCは、腎機能を評価するために使用される血液検査の項目です。

腎機能を評価するクレアチニンという検査項目で異常を指摘された時に、より正確な腎機能を評価するために調べます。

 

 

シスタチンCを調べる理由

一般的に腎機能はクレアチニンという値を使用して評価します。

ただし、クレアチニンは筋肉や食事などの影響を受けて時に正確な腎機能を反映しないことがあります。

シスタチンCはクレアチニンとは異なり筋肉量や食事などの影響を受けにくいためクレアチニンが高い時は、一度シスタチンCで腎機能を評価します。

(ただし、シスタチンCも甲状腺機能障害などの影響を受けるとされています。)

 

 

夫は75歳高齢者で運動習慣があり筋肉量もある。そのために腎機能が普通よりも悪くなっている可能性があるかもな…と。

 

 

ドクターに相談したところ、検査をしてもらえることに。
これで、クレアチニンとシスタチンCでどのくらい値に差が出るのかが分かる。

クレアチニンの値 1.5くらい

シスタチンC  1.3くらい

 

造影剤の検査では、ドクターの立ち会いで行いました。慎重な対応。ありがたいことです。


6ヶ月、8ヶ月経過観察で気になった所は、「腰の大動脈付近の影が、リンパ腺の炎症なのか、再発なのかよく分からない」こと。今回、造影CTの画像を見たら影が薄くなっているので大丈夫そうであろうという診断。

 

今後の経過観察は、半年、1年後で単位で良いとのこと。
遠方からの通院は体力を使うので、年4回から2回になるのは介護者の私としてもありがたい。

 

Amebaブログで、「後腹膜脂肪肉腫」で闘病されている方々は、年単位で病気とうまく共存されている。私がチェックしているブログの方々の多くは日常生活を楽しんでおられる。

夫もその方々の仲間入りができたかな。

 

夫は75歳と高齢。寿命のほうが先に来たら”あっぱれな人生”。
「おつかれさん」と笑顔で旅立ちを見送れるように、がんばって欲しい。

 

 

 

 造影剤を体から早く出す…  ポカリスエット】

 

 

腎臓の機能が低下しているため造影CT後は、”点滴を打つか、経口補水液を1.5リットル飲んで、薬剤を早く体から出すかどうするか”をドクターに聞かれたので、経口補水液を飲むことにした。

 

 

最近、大腸検査をやったばかり。1.5㍑の下剤を20分のインターバルで飲むと比較的楽に飲めたので、今回の経口補水液もその時と同じように飲んだ。
昭和時代の経口補水液の代表的なものといったら、「ポカリスエット」。
熱中症気味の時に、ポカリスエットは本当に飲みやすい。

カラダが素直に受け入れる。

 
 

 ドクターからは、経口補水液「OS1」を提案された。

※消費者庁長官の許可する個別評価型病者用食品

 

 まっ、この商品が出る前は、ポカリスエットだったし手ごろな価格。これでいいや!