2026年1月3日(土)
一度、美味しいものを知ると舌や鼻が肥えますね。本格的なコーヒーをファミレスに求める方が無理があるのですが、現時点では、ドリンクバーで何杯もお代わりできるとしても注文するかどうかは分かりません。食事の楽しみの半分がコーヒーですから。円安が進んでから外食回数が減ったのですが、家で淹れるコーヒーが美味しくなったことで、いよいよ外食が難しくなりました。
そういえば夫さんがお世話になった喫茶店のマスターの言葉「コーヒーの産地は選ぶけれど、豆が良いからコーヒーが美味しいわけではない、割合で言ったら豆は1割、残りの9割は人間の手間」だと助言を受けたそうです。もう40年以上前の話です。
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夫さんは現役時代、本業とは別に「うししコーヒー」とコーヒー豆を開発していました。開発しなければいけない理由があったためです。地上3万フィートでコーヒーを淹れるのは大変なことでした。沸点が低いためです。沸点が低くても美味しい深煎りのコーヒーを出すにはどうしたらよいかを試行錯誤していました。
開発は成功してお客さんに提供できるようになりました。なかなかの味で、どんなスイーツを持ってきても負けることはなかった。「機内カフェ」と喜び、疲れた体を一休みさせることができました。なのに…、去年、コーヒー豆会社と焙煎のプロ、夫さんが苦労して開発した技術をいとも簡単に捨てやがったのでございます。「新しくなりました♡」と飲んだコーヒーは「コーヒーフレーバーのほうじ茶」でした。
「コーヒー好きを敵に回したな…」
基礎技術を確立するまでが大変なのに、何で技術を簡単に捨てるかねー。夫さん、肩を落としてがっくり。俺は何のために苦労したんだ。運航に関係ない顧客サービスに対しては会社からお金が出なくて自費で研究したそうです。あの落胆さは本当に気の毒でした。J○○さんだったら技術を継承しながら発展させていくと思います。
飛行機移動は疲れます。コーヒーが提供されてやっと緊張感がほぐれます。時間が経って久しぶりに飛行機に乗るときに選ぶ基準になるのが、「あの航空会社のコーヒーは美味しかった」「スイーツを買って機内カフェをしよう」です。小さなことのように感じられますが、疲労が最小限に抑えられるかどうかは大きな問題です。
今は沖縄→羽田、沖縄→札幌路線でも食事を取る人は皆無です。匂いや音の出る食べ物は控えるようにしています。ちょっとしたスィーツとコーヒー。なので、コーヒーの品質を落とされるのはツライです。気持ち的には「あの」航空会社を利用したいとは思わなくなりました。
「ふぅー(深呼吸) 」
ちょっと富士山に向かって毒を吐きますね。「サービスを放棄して人間をゆうパック扱いするなら、LCC航空会社に成り下がってしまぇーーー」でございます。
(ゆうパック160サイズより(⌒▽⌒))
今、機内で飲んでいる飲み物?コンソメスープです。あっ、これも開発に関わっていました。開発しても自社で採用しないから別の航空会社さんが持って行ったようです。
サービスを軽視する…、くそったれ(*^▽^*)でございます。飛行機に乗るときって移動疲れで、いつも以上に頭も体も疲れているんです。コンソメスープや深みと広がりのあるコーヒーが体に染み入る…、普段よりも体が求めます。
せっかくの基礎技術、日本の国際線には残して欲しいです。日本のコーヒーは美味しいとヨーロッパの人を唸らせてほしい。他の航空会社に渡っても良いから、夫さんの「自由研究」の努力を無にしないで欲しいです。
さてと、コーヒーをいれましょーねー。ご機嫌斜めな気持ちの中で淹れるコーヒー。「どうせならもっと追い求めてやる~」とまたひと工夫してみました。
「おおっ、アロマがすごいっ♡」
わたしくめのお口のご機嫌を直すことができました♡。淹れ方が分かればなんのことはないのですが、結局は「手間」をどれだけかけるかですね。料理と同じ。
今日はビーフシチュー
去年の作り置き冷凍
スナップえんどうが合うね♡
夫さん、本日の「ゆんたく珈琲」いかがでしたか?
夫「ふふぅん、うふぅん♡」
家のコーヒーが美味しければそれでヨシ
「満足の一杯でしたよー♪」



