『厭な小説』(京極夏彦) 祥伝社
京極夏彦氏の作品を紹介するのは、2作目ですね。
この本は、短編集で
1冊にまとめられるまでに、10年かかってます。
「厭な子供」
「厭な老人」
「厭な扉」
「厭な先祖」
「厭な彼女」
「厭な家」
「厭な小説」
という構成で、
最後の「厭な小説」が書き下ろしとなっています。
内容は、日常における「厭な事」がテーマで
非現実な事が、登場人物達を襲います。
ネタバレのため、詳しくは書けませんが、
「不快」というよりも「怪奇」色が強い気がします。
とはいっても、しっかり「不快感」はありますが、
自分はあまり後まで引きずりませんでした。
本自体のデザインも面白く、
さすが意匠家を名乗る著者の本らしい出来です。
相変わらず分厚い本ですが、
紙質のためか、見た目ほど重さはありません。
帯にもいろいろ書かれているのですが、
その内容が本著とちょっとずれているような気もします。
ソレも、狙いなのか?
☆は、☆☆☆☆・・・4つですね。5に近い4ということで。
妖怪小説ではない作品ですが、面白いですよ。
余談ですが、これ
世にも奇妙な物語とかで、ドラマ化しそう。
でも実写かされるのは、ちょっと厭かな・・・。
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