10月22日 埼玉 16時00分

今日は。。。

職場のホテルは20日に始まった全国旅行支援『ただいま東京プラス』の嵐の真っ只中。押し寄せる波=仕事量で沈没しそうなほど。。。。
社員同士もイライラし、そのうっ憤をぶつけて来る輩もいて、こちらが正気を保つのも大変。勝手な言い分でシゴトができないと決めつけ、自分が如何に優れているかの上から目線の物言いにも耐えて、半端ない量の仕事を捌いて行く。

これで25日からは大手旅行サイトの楽天トラベルも参戦してくる状況。
ヤレヤレです。

今夕紹介する作品は、コレ。

ダウン

IMPRESSIONS / FINALLY GOT MYSELF TOGETHER
1974年作
NEW SOUL / CHICAGO SOUL / FUNKY / MELLOW / RARE GROOVE
購入詳細不明

インプレッションズ
カーティス・メイフィールドが在籍した事で知られる、1958年から1983年まで活動していた米シカゴのコーラスグループ。前身のゴスペル系コーラスグループ、ノーザン・ジュブリーズ(ジェリー・バトラーも在籍)を解散してインプレッションズを結成。インプレッションズの黎明期はドゥアップ。60年代に入りソウルへ。公民権運動と連動してヒット曲を連発したのがインプレッションズ。70年代にはニューソウルへ転身し、70年代後半にはディスコ寄りにも変貌。。。が役目を終えたのか?80年代に入るとフェードアウトした。
隣州のミシガン州デトロイトがモータウンならイリノイ州シカゴには、シカゴ流のソウルがある。ゴスペルとブルーズを根底により洗練されたコード進行で流麗に聴かすのがシカゴ流、ウィンディシティ・ソウル。それを体現したのがインプレッションズ。グループのリーダーは楽曲を作るカーティス・メイフィールドでしたが、初代リード・ヴォーカルはジェリー・バトラー。ジェリーが抜けた後の二代目リードヴォーカルがカーティス。そのカーティスの時代が60年代。その後にリロイ・ハトソン~ラルフ・ジョンソン~ネイト・エヴァンス。。。とリード・ヴォーカルが代替えして行く事で長きに渡る活動を維持した。
全盛期は60年代のカーティス時代に譲るも、70年代初頭から中期までのニューソウル期も捨てがたい。60年代の代表作は『THIS IS MY COUNTRY』と『THE YOUNG MODS' FORGOTTEN STORY』。70年代なら『TIMES HAVE CHANGED』と『FIRST IMPRESSIONS』の2枚。本日紹介の『FINALLY GOT MYSELF TOGETHER』もニューソウル系で悪くはない。70年代のインプレッションズでは一番の高額盤になるかな。その相場は、3000円台です。

この作品で、
夕暮れメロウと言えば、コレ。

ダウン
IF IT'S IN YOU TO DO WRONG

メロウ・ソウル。。。。

IF IT'S IN YOU TO DO WRONG....
悪さに走る心が潜んでいるやも。。。。

正気でいるのが難しい時代。
悪い事をしてもお咎めもなく、やったもん勝ちだから。
問題を無い事のように世の中を進行させて、忘れさせる。。。。

政治家に、TV局に、宗教団体に、芸能人に、野球選手に、旅行会社に。。。。
悪だくみを思いついたら、金をせしめるだけ。
後は逃げ切りでハッピーエンド。

廃れた果てが、コレさ。
ダウン

今のフィラデルフィア。
少しでも売るモノがあれば、売る。そして買う、、、ドラッグさ。

これがフィリーのストリートの日常も、
明日の日本の姿にダブって見えるのは街歩きをしているから。
閉店した店、潰されたビルの跡地。人気のない廃屋。
高架下の住民たち。
値下げ弁当に群がる人たち。。。

物価が安いから貧乏国になったと、物価高騰を歓迎する声。
その声、どこから聞こえるか、よーく耳を澄まして欲しい。

エライ奴、悪だくみ連合のささやきが、上の方から聞こえて来ないかい?

それでは。。。。