10月24日 埼玉 16時00分

今日は。。。

世界の均衡ってヤツがガタガタと壊れた今年。
瓦礫の世界ってのは哀しい。

世界では独裁者が正しい。
身近では威張り散らすヤツがエライ。。。って事になってしまった。

のさばって、その報いも、償いもなく、思いのままに生きているヤツらさ。

今夕紹介する作品は、コレ。
昨夕と同じ、ラリーとフォンセのマイゼル兄弟(スカイハイプロダクション)によるプロデュース作品です。

ダウン

DONALD BYRD / PLACES AND SPACES
1975年作
JAZZ / FUSION / RARE GROOVE / FREE SOUL
購入詳細不明

ドナルド・バード
1932年米デトロイト生まれ。2013年に80歳で死去したトランペッター。クラシックの素養もあり、空軍の楽団の経歴から50年代初頭のビバップ時代からジャズシーンに参入し、50年代末にブルーノートへ移籍。60年代の代表作なら1969年の『FANCY FREE』。ハービー・ハンコック『処女航海』と並ぶ60年代ブルーノートの傑作だと思う。70年代に入るとジャズを取り巻く状況は一変。ブルーノートもNYからLAへ拠点移動。そこでバード自身も変貌。モータウンで下積みしていたラリー&フォンセのマイゼル兄弟とタッグを組む事になる。その第一弾『BLACK BYRD』から続くマイゼル兄弟、通称、スカイハイプロダクションとの作品群の全5作は、どれも名盤。その中の代表作を選ぶなら、本日のコレ『PLACES AND SPACES 』となる。

この作品で、
夕暮れメロウと言えば、コレ。

ダウン
DOMINOES

ファンキー・メロウ。

90年代のポール・ウエラーのライヴでは、『Remember how we started』の後半で、この曲のサビの部分が連結されたりしていますね。

崩れ行くドミノのよう。。。

関係の崩壊、、、
無残に崩れて行く愛のカタチ
もはや立て直しが不可能な二人。

崩れる時はアッと言う間。
恋愛萌えの季節ですが、ご注意を。

それでは。。。