10月23日 埼玉 16時00分

今日は。。。

昨日のブログで紹介したフィラデルフィアの現状。
ケンジントン・アヴェニューの惨状は、かなり深刻です。
動画は、まだ気候的にはマシな夏。
季節は巡り、今は迫りくる冬。フィリーの冬は寒い。
動画の中の人々の中には冬を越せない者も出るだろう。
富める者が勝ち、脱落したら負けの社会がアメリカさ。
その一端を見た気がします。

今夕紹介する作品は、コレ。

ダウン

BOBBI HUMPHREY / BLACKS AND BLUES
1973年作
JAZZ / MELLOW / RARE GROOVE /FREE SOUL
ベストサウンズ下北沢店にて 
1500円
2001年3月25日

今のベストサウンズではなく、以前のベストサウンズの格安箱から引き抜いた一枚。
理由は、ジャケがウォーターダメージ。盤はキズ多めだったから。

ボビ・ハンフリー
1950年米テキサス生まれの女流フルート奏者、ボビ・ハンフリー。1971年にBN-LA期のブルーノートと契約し、1972年にデビュー作をリリース。ドナルド・バードのBNLAの初弾『BLACKBYRDS』に感銘を受け、マイゼル兄弟のプロデュース作をはなったのが、3作目に当たる本日の『BLACKS AND BLUES』。その後の2作、『SATIN DOLL』、『FANCY DANCER』もマイゼル兄弟のプロデュース作。このマイゼル兄弟のチームの名称が、SKY-HIGH PRODUCTION。このプロダクションの音を決定付けていたのが、ハーヴィ・メイソン(ドラムス)とチャック・レイニー(ベース)の二人。SKY-HIGH PRODUCTIONでメイソン&レイニーの二人の名があれば、鉄壁の布陣なのさ。

この作品で、
夕暮れメロウと言えば、コレ。

ダウン
BLACKS AND BLUES

ジャジー・メロウ。。。

BLACKS AND BLUES....

BLACKとBLUEの末尾に打たれた『S』。
複数形に多くの愁い、哀しみ、刹那さがにじみ出る。。。
限られた時間の中では、できるだけの事をしても、結果は、ご覧の通りの有り様さ。
悔いは残しても、恨みはしない。
ただ、冷めるだけ。
それも急激に。

それでは。。。