1月22日 埼玉 08時00分

おはようございます。。。

毎月20日は、『movixの日』。。。

全国のmovixなら、1000円で映画が観れます。

ってことで、
さいたま新都心のmovixへ。。。

直前までは『ゼロ・グラヴィティ』を観る予定だったんですが、
気が変わりまして。。。。

観たのは、コレ。
ダウン


キリング・ゲーム

監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演:ロバート・デニーロ、ジョン・トラボルタ他



『ネタばれ』ありの『あらすじ』と感想を。。。

ダウン

映画の背景にあるのは、
90年代初頭から中期にかけてのボスニア紛争。

その鎮圧にNATOと米軍が派遣されるのですが、
その米兵の一人がデニーロ扮するベンジャミン。

そしてそのボスニアで殺戮・占拠をしていたセルビア人兵士の
トラボルタ扮するコヴァチ。

米軍によって制圧。

コヴァチらセルビア兵士は、
その残虐さ故に制圧した米軍によって、
非合法に処刑されてしまいます。。。

その処刑の際に、
味方の米兵に気付かれないように、
頭部を撃たず背中を撃って慈悲をかけたのが、
他ならぬベンジャミンだった。

月日は流れ20年。

自分の背中を撃った男の情報を金で手に入れた
コヴァチがアメリカへ渡る。

そしてベンジャミンの居場所=山麓(ロッキー山脈かな)を突き止め、
再度の激突の舞台へ。

一方ベンジャミン自身も
長らくこの紛争の後遺症=カルマに悩まされていて、
山麓で隠居生活を送っていたのだが、
流石にコヴァチの顔までは覚えていなかった。

再会の始まりは、山麓でベンジャミンのクルマの故障。
その修理を手伝うコヴァチ。
交わされる軽い会話から食事へ誘うベンジャミン。

翌朝、山へ狩りに出かける約束をして。。。

トランシバーをもって鹿狩りに出た二人。

コヴァチの本当の目的が明らかに。。。。


な感じのストーリー。

戦争を『リアルに描くか』OR 『観念で描くか』の2パターンあるとしたら、
後者の部類になるかな。

が、
ここでの観念はあくまでキリスト教的価値観、考えから。。。

トランシバー越しの二人の会話も形を変えた『懺悔』。

結局、戦争がヒトの心をどんだけ蝕むか。。。って話で、
映画を観終わった後、
ボスニアで殺された人たちの存在をこんなにも軽くセンスと
そもそもボスニア紛争を背景にする必要性が、
今も止まらない各地の紛争の存在を匂わす程度に過ぎないって言う、
無神経さに????

奥深い山、鹿とデニーロにあの駄作。
トラボルタの雰囲気にデニーロのあの傑作。

を醸し出す小技だけが印象に残る☆マイナス作品。。。かな。

それでは。。。