いまさらながら、業務スーパーデビューしました
母を連れて買い出しに。。
食欲が旺盛ですぐに食べたことを忘れてしまう母にぴったりなものを
見つけました！
冷凍たこ焼！
健康診断でコレステロールが高めと出てしまい、甘いものは極力控えるように言われています。
暇になると「ご飯食べてないよね、なんか食べたい」と言い出すので、
このたこ焼（炭水化物多めだけど）でおちついてもらってます。
以前お教えいただいた黒糖もすっごく便利！母は黒糖が大好きなのだと知りました。
どちらも少しずつあげられるのがいいところ！
出されたものは全部食べてしまうので、できる限りに小分けにして出したい。
業務スーパー、他にも便利な冷凍食品いっぱいあって、通うかも。
母が認知症になってから、
親が認知症になった人と会話をすることが多くなった。
私よりちょっと年下の、男の子で、
お父さまが認知症になった話を聞いていた。
お互いにどんな薬飲んでいるか話したり
どんな症状が出ているか聞いたりしていた。
私の母は典型的なアルツハイマー型認知症だけど
そのお父さまは前頭側頭型認知症で、
暴力だとか万引きだとか、反社会的行動をするのですごく大変だという話を聞いていた。
つい2週間ほど前に、
朝6:30から夜20:00までずっと歩き回ってて、
暴力もふるうので警察を呼ぶこともあって、そばでみているお母さまがとても大変だと。
しばらく連絡がないなとおもっていたら、、
まさかのお父様が先日亡くなったとのことで。。。
原因を詳しくは聞いていないけれど
いきなりいなくなっちゃうことがあるんだと
ものすごく衝撃で。
でもずーーっと歩き回ったり、
警察呼ばないといけないくらいの暴力がでたり、
ものすごくたいへんで、
終わりがみえないなかってことでの苦しみもきっとあったとおもうから
終わりを見たっていうのはなんだか複雑な。
私はきれいごとを思っていて、
私は母にずーーーーーっと生きててもらいたい。
そばにいてねと思っている
けど、もっと症状が進んで、完全に別人のようになってしまったら、
どこまでそう思えるのだろう。
ひとは、何をもって、その人だと定義づくのだろう。
色んなことを本人は忘れてしまってる。
でも周りが覚えていたら、それは本人ってことになるのかな。
本人は本人をわからなくなった状態で
周りはどこまでその本人の幸せを願えばいいのだろう。
母はアルツハイマー型認知症で、要介護２です。
そんな人が思う人生の幸せってなんだろって思って、今日聞いてみました。
多分ふつうの親にこんなこと聞かないのですが、認知症の母には聞けます。
私：「これまでの人生で幸せだと思うことは何でしたか？」
母：少し考えて「やっぱり、お父さんと出会って暮らしてきたことかなぁ」
へぇ！
そこまで好きなんだぁ。ステキな人生でしたねぇ。
って娘から見てもちょっと思っちゃった。
認知症になって時々これまでとは別人になるけれど、
これまでの母と続いている部分も時々あって、そこが幸せだったと知るのは
なんだかこちらまで幸せです
でも父はそんな母を抱えて大変なんだけど。
母は基本毎日デイサービスに通っています。
昨日は敬老のお祭り、今日は秋分の日のお祭り？が行われたようで
こんな景品を持って帰ってきました。
送迎の運転手さんが「秋祭りで賞品獲得されたのですよ」と教えてくれました。
もちろん母は全然覚えてませんが
これを見るたびに、「どうしたの、これ？」と聞いてきますが。
でも、ビンゴゲームみたいなので当たったとか、一等になったとか、
「おめでとう
」ってなった瞬間がきっとあって、
皆の注目を浴びるのが好きな母はその瞬間きっとものすごく幸せで、嬉しかったんだろうと思います。
デイサービスのスタッフの皆様、プラン練ってくださって、景品も手配いただき、
そんな時間を作って下って、本当にありがとうございます
出来事の記憶はないけれど、楽しかった気持ちはきっと覚えている気がします。
欲を言えば、見たかったなー、その瞬間。
本日敬老の日も母はデイサービスに行きました
もてなしていただいたようです
お土産持って帰ってきてくれました
スタッフの皆様ありがとうございます
もちろん母は頂いたことも全然覚えてないですし、まさか自分が敬われる歳だなんて思ってないので
敬老の日
に嬉しかったこと
①おせちのパンフレットを一緒に見ていて、ずっと意味不明なことばかり言っていたのですが
「漬物おせち」を見たら、
「西利の漬物、最近買わないね、また買いに行こうよ」「そういえば昔京都に漬物食べにいったよね」
「京都の一銭洋食のお店で狭いところに座って食べたよね
」
と過去の記憶がどんどんよみがえったみたいで、2分くらいだけ思い出話できましたー
どれも正解でした。
最近は昔の記憶も全然ぐちゃぐちゃだったからなんかものすっごくうれしくて。
実は忘れてないのねー
すぐにまた今日は会社で忙しかったとか働いてもないのに意味不明なことばかり言い出したけど
②夕方、父の携帯にデイサービスにいる母から電話があり
「すっかり遅くなったけど、もうすぐ帰るからね、今日は送ってくださるんだって」と。
いつもと同じ時間だし、毎日送ってもらってるので、会話自体はよくわからないのですが、
久々ちゃんと電話使えたー
いつも携帯見て「これ何するの？」とか言ってるので、
父に電話しようと思って、電話ひらいて、宛先選んで、通話ボタン押したと思うとなんだか奇跡的
すごく些細な本当にどうでもいい話なのですが、
とても嬉しくて、敬老の日のプレゼント
私が頂いたようにおもえました。
