ノリスケの行け麺電動車いすブロロロブローグ

ノリスケの行け麺電動車いすブロロロブローグ

50代ノリスケが電動車いすで麺を食べに行くだけのブログ。
障害者手帳1級、要介護認定2です。
JR高松駅から自力でいけるところを狭い範囲でご紹介します。

私は車いすユーザーです。
ただ、脳内出血の後遺症で半身が麻痺しているので、両手で車いすを動かすことができません。
荷物を持って車いすを動かすことができないのです。
で、昼ごはんは社員食堂。片手で食べられるのはカレーライス。でもトレーに乗せて運ぶのが大変になので、しばらくはあきらめていましたショボーン
でも、食堂のおばちゃん(お姉さま)が「思い切ってルーを減らしてあげようか」と提案してくれたおかげで、片手でも何とか運べるようになりましたラブ(フラフラとトレーを片手で持って、足だけで車いすを動かしています。)ルーが少ないのは不親切なように見えますが、実はこれが本当の思いやり、ノーマライゼーションの精神なのです。
みんなと同じ食堂でご飯食べてますウインク


ワタクシが脳内出血で倒れてから来月で3年です。

昼まで仕事して、夕方知人とうどんを食べていると、口からどんどんとこぼれているのを指摘されて気がつきました。

痛みもそのほかの予兆も全くありませんでしたキョロキョロ

昼ごはんの天津飯は普通に食べることができたし。口笛

すぐに手の動きがおかしくなったので、「これは脳卒中だ」と思いました。(脳内出血か脳梗塞のどちらかということ)でもお店に救急車を呼ぶのは迷惑だと思ったので、帰宅しましたショボーン(このへんが脳内出血の影響かも。危ない危ない)

自宅でなぜかカレーを食わせろと女房に指示して完食後に救急車を要請しました。(危ない危ない)このときはもう立ち上がることもできません)赤十字病院に救急搬送されてすぐに検査しましたが、出血が多くて今は手術できないと伝えられ、金曜の夜から火曜日まではとりあえず待つように言われました。


手術を受ける前後はありがたいことに麻酔のおかげできおくがなくて怖い思いをせずに済みました。目が覚めると手と足がありません。

動く動かないどころか、何の感覚も無いのです。

動かそうとしているのは間違いの場所だと思い込み、阿修羅のように自分には他の腕があって、そちらを動かさなくては、と焦るばかりでした。この病院(いわゆる急性期)では約2カ月入院して次にお世話になる回復期の病院を探して転医することになっていました。

大変に忙しい病院でしたので、ナースコールもなかなか伝わらず、

部屋で朝ごはんを食べていると隣の部屋からおじいさんの叫び声がショボーン

「看護師さん!看護師さん! 来ていた!(来てくださいという意味)かんごっさん!かんごっさん!ホンマにはよ来ていた!はよ、はよ、」だんだんと声が大きくなっていきます。20分くらい経過してさすがに気の毒になってきた頃、ドアが開く音がしました。そしておじいさんの訴え「看護師さん、歯ぁ入れていた(入れてください)」😓えーん

おじいさん、部屋に朝ごはんが届いたのに、入れ歯を入れられなくて、看護師さんに助けを求めていたらしいのです。20分間。これは本当に気の毒でした。