あのとき

後回しにしたこと



何となく

そうしたほうが

いい気がして

放っておいたこと





いま、きたのか



って瞬間がくる





あのとき


なぜ


放置したのか




思い出して


苦しかったら




もういっかい


遠くにおいて

 

ながめてみるといい




かなしくて


苦しくて


せつなくて


いとしくて





そんな自分が


そこに見えたら




それだけでじゅうぶん






次は


もっと軽く


なっているから




そうやって


すすんでいくから





いつかの


私へ