※地固め療法最終の3回目を投与中
本当にありがたいことに、今回の入院で多くの人たちがお見舞いに来てくれた。
体調、気分にもよるが、無菌室に一人でいるのでお見舞いに来てくれるとやっぱりうれしい。
お見舞いに来るひとは、一度メールかLineで連絡をくれて、
行っても良い?いつぐらいに行けば良い?欲しいものある?
と聞いてくれる。
ここでオレは一回迷う。
自分とお見舞いに来てくれるその人たちと間柄に。。
お見舞いに来てくれる人を大まかに2つに分ける。
A.気を遣わずに、カッコつけずに会える人たち ・・・ 家族とか日ごろよく会う友人、同僚、仲の良い人
B.会うときに気を遣ってしまう人たち ・・・ かなり久々に会う人、仕事関係の人、入院して迷惑を掛けてしまった人
A.の人たちはすぐにどうぞ、となる。きっと複数回来てくれている人たちだし、前置きも要らない。
病状もわかっているし、いつも通りの世間話をする。
体調が悪い時でも、話をしている時間はその体調を少しは忘れることができる。
迷うのは、B.の人たち。
B.が悪く見えてしまうが、万人と同じだけ仲良く生活なんてできないから、差がつくのは当たり前。
何の話をするか、つまりは自分をどのように見せようか、大丈夫、心配はいらない、元気よって思ってもらいたいのか。
特に入院をしてしまって迷惑を掛けた人たちに対して、まーまー元気な姿見せると、この野郎って思わないかしら、とかとか。。
考える必要があるということは、それなりにエネルギーを使うため、その時の体調がそこそこ良くないといけない。
大変だ、一言でいうと。
困るのがお見舞いに来てくれているのに、病気のことを詳しく聞いてはいけないのかしら、的な気を遣い、結果モジモジする人。
または、オレの仲の良い人に誘われて「行く」って言ったものの、当日、誘った人が来れなくなって、はしごを外されたような人。
また、大人数で来られると、入院者がその場を番組MCのように回さなければならなくなってしまう。
人にも因ると思うが、オレは沈黙恐怖症なので回してしまう。
で、結構疲れてしまう。
お見舞いに来てくれる人が話題を振ってくれればよい。
○○さんが最近会社に来なくてねぇ、とか、○○さんは辞めたみたいよ、とか。
会話が少ない日常なのでそんなんで十分。
また、意外と入院している側としてその場の居心地が良かったのは、、
どのような病気になって、どのような状態なのか
どのような症状があって、どのような検査をして、、とかとか
聞いてもらったこと。
基本的にあまり人と話をしていないので、自分のことを聞いてもらいたい欲求が溜まっているからだろう。
いささか得意げに「白血病とは」の講釈をして、献血でもわかることがるからした方が良いよ、とか話をしてた。
ただ今後の生活も含めてどれだけ重篤な状態かは気にしながら、相手の顔色を見ながら聞くべき。
で、B.の人たちというのは、A.と比べてそれほどその人たちのことを知らないし、向こうもオレのことを知らない。
意外な繋がりとかがその場でわかって、盛り上がることがある。
来てくれて良かったなぁ、退院したら飲みに行きたいなぁって思えてとても良い時間を過ごしたと感じる。
これはA.の人たちでは感じにくいこと。
がんばった分だけ、その成果が得られた時にやりがいを感じるようなもの。
この感覚は、入院中にはなかなか味わえないので、復帰を見込んだリハビリとして定期的にやっておくべき。
ただ、自分がお見舞いに行くときには、ここまでのことを考えてお見舞いに行く必要はない。
あと、お見舞いに来る人は励ましに来てくれている人がほとんどだが、「励ましに来たぞ!」的な感じで来られると、「頼んでねぇ」って思ってしまう。
「会えてよかったよ」、「元気そうで安心したよ」、または「楽しかったよ」って言ってくれると、こちらもお招きした甲斐があったと思える。
そう、自分がお見舞いに行くときには、入院している人の家にお招きされた感じでお見舞いに行けばいいのかな。
<追記>
一般的な意見はこんなところ。※参考にしました。
https://e-omimai.com/omimai10/