「1万時間の法則」って知っていますか?

これはマルコム・グラドウェル氏が提唱した法則で、偉大な成功を収めた起業家や世界的に有名なスポーツ選手など何かの分野で天才と呼ばれるようになる人達に共通しているのは、10,000時間というこれまでに打ち込んできた時間が関係しているというもの。(天才! 成功する人々の法則

10000時間というものがキーワード。

で、10000万時間ってどれくらいで達成できるの?
と思ったのが始まり。

毎日8時間打ち込んだとします。


8時間 × 365日 = 2920時間


2920時間!!

365日8時間を費やしてもたったの2920時間!
単純計算で、毎日8時間を3年費やせば1万時間に辿り着けそう。


毎日12時間打ち込んだとします。
1日(24時間)の半分。


12時間 × 365日 = 4380時間


毎日14時間打ち込んだとします。


14時間 × 365日 = 5110時間


ようやく5000時間突破。


365日14時間を何かに費やして2年経てば1万時間達成。


でも毎日14時間を2年はキッツイですよね。
でもそれくらいやれば短期間でそのレベルにいけるという計算。


次に「学生の期間にどれくらい打ち込めば天才・プロレベルになれるんだろう?」という疑問が。


まずはやりたいこともはっきりしてくるであろう大学生!


■ 大学生


大学生活は4年。

10000 ÷ 4年 = 2500時間

1年あたり2500時間。

2500時間 ÷ 365日 = 6.8時間!

6.8時間を大学生活で毎日送れば1万時間達成!
大学から始めても卒業時にはプロレベル!!


お次は高校~大学生まで。

■ 高校~大学卒業

大学4年に加えて高校の3年がプラスされて、7年間の時間がある。


10000 ÷ 7年 = 1428.57時間

1年あたり1428.57時間。

1428.57時間 ÷ 365日 = 3.9時間!

高校から何かを初めて大学卒業まで3.9時間を毎日やれば1万時間達成!


お次は中学~大学卒業。

■ 中学~高校~大学卒業

さらに中学3年間加わって、10年間の時間があります。
キリが良い時間。

10000 ÷ 10年 = 1000時間

1年あたり1000時間。

1000時間 ÷ 365日 = 2.7時間!

中学から初めて大学卒業まで2.7時間を毎日やれば1万時間達成!



小学校から始めてたらどうなるんだろう?

■ 小学校~中学~高校~大学卒業

小学校6年間が加わって、16年間の時間があります。

10000 ÷ 16年 = 625時間

1年あたり625時間。

625時間 ÷ 365日 = 1.71時間!

1.71時間は1時間42分。

小学校から初めて大学卒業まで毎日1時間42分を費やせば1万時間達成!


毎日1時間42分を費やせば一流レベルになれる!!!

たった! 1時間42分!!!

もうね、超簡単だね!!

だってたったの1時間とちょっとだもんね!!!!



・・・・


とはならないのがポイントですよね。

たったの1.71時間だったとしても、それを16年間続ける事になってようやくです。

他の計算も時間は少なくても年数が必要になってくる。
続けるのも一苦労ですよね。


また読んでいる人は気付いているとは思うけど、10000万時間はあくまで目安であり、多くの才能のある人は1万時間なんて若いころに軽く越していますよね。

ある意味「たった1.71時間毎日やっていればいいんだ!」という部分はまだまだ入口なのかもしれないね。

持って生まれた才能というのは僕はあるとは思っています。
それとは別にかけた時間によって開く才能もあると思ってます。

圧倒的な量をこなす必要はあると思う。
全く時間をかけなくて出来るのは本当に限られた人なんじゃないかなと。

近くに「天才!」と呼ばれる人や「才能あるよね!」と呼ばれる人はいるけど、その人達って時間のかけ方が半端ないもんね。
もちろん時間を気にして時間を費やしているわけではないんだけど。



「10000時間」というのがとある記事で出てきて久々に見たなと思って、気になったことを計算してみたら色々と面白い結果が出てきました。

時間って大事ですよね^^


天才! 成功する人々の法則 / マルコム・グラッドウェル