最近 Music Life の弦を入荷した直後にチャック付きの袋に入れて、シリカゲル(除湿剤)を入れています。



弦をそのままにしておくと「錆びたり」、「新品なのになんか違う」・・・品質劣化が起こります。
多分今までに「錆びたり」、「新品なのになんか違う」というのを経験したことがある人もいると思います。
それを防ぎたいと思い始めました。

これに関しての想いは「【Music Life】販売する弦を全てチャック付の袋に入れて錆び・劣化を防ぎます! 」を読んでもらえたら嬉しいです。

この時よりもさらに進めていて、最初に書いたようにシリカゲル(除湿剤)も入れるようにしました。

密封した内部の湿度を下げればさらに錆びなくなる!

という理由です。

さらに「最初から密封されている弦もチャック付きの袋に入れる」ようにしました。
密封されているのも錆びていることがあるというのを知り合いから聞いて驚きました。
密封されているのに錆びるという事は「密封されている物に不備があるものも存在する」ということから、不備があったとしても防ぎたいなという思いです。


実際このような方法でかなり良くなっています。
弦や弦の梱包方法によって錆びやすいかどうかは違うんですが、錆びやすいのは雑な扱いをしているとすぐに錆びます。

今は全く見ないです。
入荷後にチャック付きの袋に入れる際や注文があってから発送する前に毎回弦の状態を確認します。 サビとかはここのところ見たことはないです。


で、こうやって色々とやっていますが、良くなったとはいえ、まだまだ完璧ではないんですよね。

「もっと良くならないのかな~」と思いながら検索をしていると、たっくさん改善するべきところが出てきます。

どれが良いのか分からないこともあって、メーカーや専門家の方にメールや電話で教えてもらっています。

色々と知らないことを知ることができて楽しいです。

金属の錆びる主な原因は「湿度と酸素」という初歩的なことからはじまり、

湿度を抑えるのに、除湿剤。
酸素を抑えるのに、脱酸素剤。

これらはどっちが良いの?
これらを併用するのも可能か?

疑問は尽きないです。
(ちなみにこの部分は質問済みで教えてもらいました。)

さらに「チャック付きの袋」に入れるようにして「完璧!」と思っていたけど、袋によって「酸素透過度」という値が存在するというのを初めて知りました。

正直、僕は知らないことが多いので「知らなかったの!?」と言う人もいるかもしれないですね^^;

酸素透過度とは「この素材の袋は酸素を通しやすいよ~」「これは全然通さないよ~」っていうものです。

完璧と思ったらまだまだ。
酸素を通しやすいと言ってもあるとなしでは全然違うし、良い効果は出ているんですけど、まだまだ上があるという状況。


色々と試してはもっとい良い方法見つけたり。


湿度がどういう条件で活発になり、どのように金属を腐食させるか。

水分の吸着凝縮と大気腐食速度・・・などなど、調べれば調べるほど、たくさんの知らないことが出てくる。

めちゃめちゃ楽しい!
単純に知らないことを知るというのが楽しいし、これらを勉強する事で、改善に一歩近づくことが出来てる。


その道について詳しい人は「こうすればいいよ。」とかすぐに分かると思うんだけど、僕は理系でもなくズブの素人なので、試しては失敗して次を試しての試行錯誤。 
ちょっと時間かかるけど^^;


今やってることは確実に品質劣化を防いでます。

でもまだまだやることはたくさん。


新品買ったのに錆びてた。
新品買ったのに音が全然良くない。これって本当に新品?


というような思いを絶対させないようにしたいです。

お金を出して嫌な想いして欲しくないし、そういう不安な想いすらして欲しくないです。


もっと勉強して色々と試して失敗して、より良い方法を見つけ出したいです!!

頑張ります!!



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