空高く
心の中をも吹き抜けるような、爽やかな秋の風
心を空っぽにして、見上げるうろこ雲の雲一つ一つは、かつての喜びや悲しみの感情一つ一つのように見えます。
人は、喜びや悲しみを繰り返して生きています。
そして、繰り返す喜びや悲しみの感情で、心が飽和状態になり、心の動きが取れなくなったときに現れる絶望感や虚無感・・・
その極限の状態が、次なる魂のステージの前に立ったサインでもあるのでしょう。
私の場合は、夫がうつ病になり、6年の闘病の末に、出口が見えないまま亡くなったことへの虚無感・・
それが、次なる魂のステージへの一歩となりました
夫を失った悲しみや恐れが極限に達し、身動きが取れなくなった心に、秋の風のような爽やかさが心を吹き抜けたのです。
空っぽになった心・・
その空っぽの状態が、次のステップで必要なインスピレーションを受け取れるベストな状態だったのでしょう。
私は、空っぽの心に降りてくるインスピレーションに導かれて、スピリチュアルな世界へと進み、生きる意味や、宇宙のこと、意識のことなど、今まで学校や社会では教えてくれなかった子供時代からの疑問を、霊性の真理を通して知ることができました。
そして、宇宙の叡智に触れ、悲しみや虚無感は一変し、生きる喜びへと変わっていったのです
魂の目的は、波動を上げて大いなる源へと帰還していくことです。
波動を上げ、魂をステップアップしていくためのインスピレーションを受け取るには、
心に溜めてきた様々な感情を一つずつ手放していき、いつでも秋の風のような爽やかさが吹き抜けるよう、心の中を整理しておくと良いかと思います
秋の風に吹かれて
心の中の想いを、空の雲にして吹かせてみましょう~