オーストラリア大陸の中央、赤土の荒野に忽然と姿を現すウルル(エアーズロック)・・
いつからか、広大な大地にぽつりと存在している大きな赤い一枚岩に心惹かれ、その姿を実際にこの目で見て見ようと心に決めていました。
その願いがついに叶う日がやってきたのです
8月17日、サンセットのウルルの姿です
夕日の光で赤く色づくウルル・・
その美しい姿に見惚れているのは、私達だけでなく、大自然の仲間たちも一緒でした
オーストラリアのカンムリバトです。
近づいてもじっとしてくれていて、その羽の美しさをゆっくりと見せてくれました。
私達は、シャンパンを片手に、刻々と変わっていく空とウルルの色を眺め続けました
シャンパンに逆さウルルを映すのが定番のようなので、私も・・(笑)
日が沈み始めると、空の色はとてもドラマチックな変化を見せてくれます。
地平線から空へのグラデーションは、息を呑むほどの美しさ・・
そして更には・・
空は、暖色から寒色へ・・
沈みゆく太陽は、遮るものがない広大な空を、水色とピンク色に染め、静かに佇むウルルに一日の終わりを告げているようでした。
そして日が沈んだ頃に、またこの場所に戻り、今度は南半球の星空を鑑賞しました
ウルルのすぐ横に上がる満月に近いまあるいお月さまと、360度見渡すことができる満点の星空
南半球でしか見ることができない、南十字星も綺麗に見え、天の川も肉眼ではっきりと見ることができました。
大小無数の光り輝く星々が、視界一杯に映し出され、魂の奥へと降り注いでいきます・・
人生で初めて、宇宙をこれほどに近くに体感することができ・・ふと思ったのです・・
ここに来たかったのは、ウルルを見たかっただけでなく、この宇宙を身体と魂で感じたかったのかもしれないと
本当の自分に戻るために・・
宇宙の意識を思い出すために・・
この地球で愛を広げていくために・・・
空と大地と聖地ウルル
大自然に抱かれ、自然と一体となるとき、地球との繋がり、宇宙との繋がり、全てとの繋がりを身体と魂で感じることができるのでしょう。
自分は自然の一部であり、地球の一部であり、宇宙の一部であり、全ての一部であるということを・・
この聖地ウルルを訪れ、制限のない本当の自分に触れることができたような気がします
美しきオーストラリアの大自然に感謝です
オーストラリアの旅はまだまだ続きます。
旅日記と気付きを、もうしばらく綴っていこうと思います
それでは、また次回に