台風が接近中ではありましたが、両親と四万十市から車で40分の宿毛(すくも)市に行って来ました。
宿毛市は、高知の最西端、愛媛との県境に位置します。
その宿毛市の宿毛湾に浮かぶ2つの無人島から成る景勝地、咸陽島(かんようとう)。
干潮時には、道が現れて対岸まで歩いて渡る事が出来ます
フランスにある、かつてのモンサンミッシェルの修道院を思わせる神秘的なその島へと向かいました。
その日の最干潮の時間は、14:30
その時間に咸陽島を山から見てみると・・
島までの道が出来てます
干潮時のみに現れる神秘の道
海岸から対岸の咸陽島を目指して、この道を歩いてみました。
一日のほとんどが海の底となっているこの道は、岩にびっしりと付いた小さな牡蠣や、見たことのない海藻や小さなカニなどが見られ、海底の様子を見ることができます。
そして、もう少しで咸陽島というところまで歩いていくと、一番細い道が私たちを試すかのように現れました。
両際の波が同時に引いたタイミングで、数十センチの道が現れます。
ドキドキしながら、波が同時に引いた時に早足で渡り切りました
無事に渡り切り、咸陽島へ
道が無くなる前にすぐに引き返しましたが、誰もいない神秘の道を歩いて島まで行くことができ、心が洗われたようで感動しました。
そしてまた、この日の宿毛湾の夕景も神秘的で感動でした
自然の景色は、一期一会です。
人は自然の中で生かされているという意識を、改めて宿毛の海が教えてくれました。
最後に、潮が満ちたときの咸陽島の景色の写真をご覧いただくと・・
神秘の道は、すっかりなくなり、海底へ
干潮時のみに現れる神秘の道・・
このような神秘の自然、美しい自然をもっと身体と心で感じていきたいと思った一日でした