先日、明治神宮へ参拝に行って来ました。
森が大好きな私は、東京に出向いたときには、時間があると明治神宮にお参りに行かせていただいてます。
明治神宮は、平成32年で御鎮座100年を迎えるそうです。
明治神宮の森は、人工的に作られた森で、創建当初、明治神宮に何を植えたら立派に育つか、また100年後に自然の状態になっていくのか、当時の学者たちが考えて椎や樫を植樹したそうです。
そのような人工的な森ではありますが、神様からの気と、大切に守られてきた人々からの想いが感じられ、森の木々からは清々しくも誇らしげな気を感じます
大正9年の御鎮座当時に献木された、御神木の「夫婦楠」
均整のとれた丸い樹形を眺めていると、こころもまるくなります
本殿から夫婦楠の間は、良い気が流れてくるそうです
そしてこの日にちょうど、絵馬奉納場所の横で、無料の盆栽展が開催されていました
なんと樹齢約500年の黒松の盆栽です
盆栽は、中国で唐の時代に行われていた「盆景」が、平安時代に日本へ入ってきて始まったそうです
こちらは、樹齢約250年の五葉松
この小さな限られた鉢の中で、数百年も美しい樹形を保ち生き続けているのは、この盆栽を愛し育てている職人さんたちが、時代を超えてずっと受け継いでいるからですよね
しかしながら、今までの私の盆栽への想いは・・
"小さな鉢で形を矯正されて窮屈で可哀想・・"でした。
そこで、見方を変えてみると
盆栽を愛し手塩にかけて育てている職人さんがいて、その盆栽を観て癒されている方々もいる
木も人からの愛や喜びのエネルギーを受け取ることができる
ならば、盆栽の木は幸せなんだ〜
そう思うと気持ちも軽やかになり
心はハッピーへと転換していきました
そのように、今まで自分の中で決めつけてきた想いや善悪の価値判断を一旦手放して、多角的に見てみると捉え方が変わるかもしれません。
決めつけてきた重い想いを一つずつ軽く変えることができたなら、よりハッピーで生きていくことができますよね
「さあ、心の荷物をどんどん降ろして~」
そんな声が明治神宮で出会った木々から聞こえたような一日でした
これから少しずつ意識して想いを変えていけるといいですね