今日は、妹の5回目の月命日です。
静かに雨が降る日、妹と一緒に穏やかな気持ちで過ごします
部屋の壁に掛かった、妹が作ってくれたブルーと白のハワイアンキルトを眺めながら想いにふけりました。
3つ下の妹は、去年の12月に子宮頸がんで43歳にして天国へ旅立ちました。
たくさんの思い出が、今日この日に思い出されます
小さな頃の思い出・・
いつも私の後をずっとついてくる妹が本当に可愛かった
ある日、3歳だった妹は、私が通っていた幼稚園まで一人で自宅から三輪車に乗って来てしまったことがありました。
そして、幼稚園から家に、「のりこさんの妹さんが幼稚園に来ているので迎えに来てください」と、連絡がきて慌てて母が迎えに行ったそうです。
どうやら、お教室の外から中を覗いていて、私を探していたそうです。
三輪車に乗り、一人で車が行き交う道路を渡り、近いともいえない距離を、私に会いたくて必死に幼稚園まで来てくれた妹。
今、当時の妹の気持ちを想うと涙が溢れてきます
健気で純粋な心を持った可愛い妹です
その頃、両親は商売で忙しく、3歳の妹のことをずっとはみていられなかったのでした。
両親がとても忙しかったので、仕事が休みの朝は、自分たちで朝ご飯を作って食べていました
小さな妹と二人で、小さな、まあるいおにぎりをたくさん作るのです。
そして、色々なふりかけをまぶして完成です
お皿には、コロコロした色々な色のおにぎりが並んでいます。
そのおにぎりを二人で楽しくいただきます。
私と妹、二人だけの大切な思い出です
そして、大人になっても、あちこち旅行に行ったり、買い物に行ったり、美味しいものを食べに行ったり・・
喧嘩という喧嘩もなく、お互いを尊重しあいながら一緒の時間を楽しんできました
この先も、もっと姉妹旅行を楽しみたかった・・
でも、この現実が、生まれる前に自分たちで決めてきた人生なのです。
大好きな妹は、自分の人生を全うしたのです
そして、妹は私たちにたくさんの気付きを残してくれました。
生き抜くことの大切さ
感謝のこころ
思いやる気持ち
愛すること
そして、魂はずっと生き続けているということ
先日、ミディアムの方から、妹は魂の世界で、とても良い状態でいると聞きました。
とてもハッピーで、もう痛みはなく、そして何よりも、「美味しいものが、また楽しめて嬉しい」と喜んでいると
あ~、良かった
ハッピーな世界にいることを知って、私の心配事もなくなり、私もハッピーな気分になりました
今日また、妹に伝えます。
私の妹として生まれてきてくれてありがとう
楽しかったよ
これから、お姉ちゃんの人生を見ていてね
たくさん経験して楽しんで人生全うするからね