故郷から離れて暮らしていても、人は、心のどこかで故郷を想っているのでしょう。
故郷から離れ、22年が経ち、心の隅にあったふるさとへの想いが湧き上がってきました
私の生まれ育った街、群馬県桐生市
6月、久々に帰郷し、桐生の懐かしグルメを楽しんできました
~まずは、桐生市のご紹介から~
桐生市は、群馬県の東部に位置する都市です。
奈良時代から絹織物の産地として知られ、桐生織は、「西の西陣、東の桐生」といわれ、京都の西陣織と並び、称されてきました。
私の両親も、かつて織物業を営んでいました。
工場の「ガッシャン、ガッシャン、ガッシャン」という帯を織る織機の音を聞きながら育ちました。
今でもその音が、耳に残されていて懐かしく思います
そして、忘れてはならない一押しの上州名物があります
「かかあ天下」と「からっ風」
上州の女性は皆、働き者で強い心を持っています。
そして、強い風にも負ない体幹も持っているのです(笑)
さてさて、桐生のことを少しお話しした後は、やはりグルメですね
桐生のローカルグルメは、「焼きまんじゅう」や、「ころりんシュウマイ」、「花ぱん」、「アイスまんじゅう」などありますが、今回は、藤掛屋の「栗まんじゅう」をご紹介します
こちらが、桐生銘菓の栗まんじゅう(左)とカステラまんじゅう(右)
どちらも中には、塩気のきいた粒あんがたっぷりと入っています。
違いは生地で、カステラまんじゅうには卵が使われていて、生地自体にもしっかりとした味と甘さがあるのが特徴です。
ポイントは、栗まんじゅうといっても、栗は入っていないこと(笑)
栗の形をした大判焼きのようなものです。
お店で次々と焼いているので、アツアツの焼きたてが食べられ、一度食べるとクセになる素朴な美味しさです
お次は、桐生市が誇る伝統うどん「ひもかわ」
「麺処酒処ふる川 暮六つ 」は行列ができるお店で、幅10㎝、長さ20㎝のひもかわうどんが有名です。
小麦の良い風味があり、つるっとしていて本当に美味しいです
インスタ映えするのか、若い子たちも沢山きていて、食べる前に各テーブルで撮影会が始まります(笑)
また、大人のグルメとしておススメのお店もありますよ
創業天保元年(1829年)の鰻の老舗 「六代目 泉新」
鰻の焼き方が最高で、柔らかすぎず、鰻の良い風味がしっかりとして、タレも美味しく、今まで食べた鰻屋さんの中でもトップクラスです
肝焼きや、つくねもおススメです。
桐生に来たらぜひ
他にも、桐生のグルメとして、「ソースカツ丼」や、「ポテト入り焼きそば」などがあり、懐かしくてもっと色々食べたかったのですが、お腹も一杯になったので、次回のお楽しみにして高知に帰ってきました。
懐かしいふるさとの味・・
たくさん元気をもらうことができました
心の軸がぶれそうになったら、また原点を思い出すために、懐かしいふるさとの味を求めて帰郷したいと思います