仙台の花屋に勤めていた頃に、フラワーデザインの世界と出会い、それから10年近くスクールに通いましたピンク薔薇

 

 

何故、フラワーデザインに惹かれたのかというと、花や植物を、自由な発想で生けられ、自然では見られない形や組み合わせができたり、花や植物の未知なる可能性を引き出せたりすることに、面白さを感じたからですキラキラ

 

 

その頃は、まだスピリチュアル世界のことを学んではいなかったのですが、フラワーデザインスクールに通っていた頃の自分の作品を改めて見てみると、スピリチュアルな世界への興味が、表には出ていなくとも奥底にあったことが分かりましたビックリマーク

 

 

仙台から東京のスクールに移って間もなく、スクールの冊子に載った作品です。

 

 

毎月、テーマを設けた作品が何点か掲載されるのですが、私にも声が掛かってしまい汗何とか制作した作品です。

 

その冊子の作品集の12月のテーマが「ゴールドキラキラ」でした。

 

 

私は、透明なガラスが好きで、そこに水が入ると、もうそれだけで美しいキラキラと思ってしまうのですが、そのグラスの水の中に大根の種を金色に色付けしたものを入れてみました。

 

 

グラスの縁には、紫陽花が立ち枯れて茶色くドライになった花を添え、その上にキンモクセイの葉を入れています。

 

 

そして、トケイソウのつるを金色に色付けしたものをグラスに沿わせ、グラスの足元にも大根の種を添えました。

 

 

この作品を見て、その時には意識しなかったことが今分かったのですビックリマーク

 

 

それは、” 輪廻 ”

 

 

水中の金色の種は命の元で、やがて芽を出し葉を広げ、成長していき、花を咲かせる赤薔薇

そして、種を付け、花は枯れ命は終わるけれども、また落ちた種から芽を出し成長していく・・・

 

 

実はこの時に、スピリチュアリティへと続く、”生と死”についての小さな探求心が、心の奥底でふつふつと湧き立っていたのですキラキラ

 

 

昔の自分を改めて客観的にみてみると、その時には気付かなかったことに気付き、その時の自分が、本当は何を求めていたのかが今となって分かったりします。

 

 

そのようにして、いつでも自分を客観的に冷静にみることができれば、本当に自分が求めている道、進むべき道が見えてくるのだと思います虹