人の集まる部屋とはどんな部屋か
みなさん家を建てるときに考えるのはいかに家族団欒の出来る心地いい家を作るかを苦心されていると思います。
心地いい、みんなの集まる部屋に必要な要素とは、そして居づらくしてしまう部屋とはどんな部屋でしょうか。
家族の集まる部屋
家族が集まりやすくするためにはそれぞれが座れる場所が確保されていることです。
リビングであれば家族に合わせたソファーや床に座る事を想定しているのであれば、リラックスしやすい大き目のクッションを人数分用意しておけば、自然と自分の居場所が出来て来ます。
そしてそこにリイング収納があればに個々人の物がしまえる収納スペースがあれば整理整頓ができ、使い勝手がよければ自然と集まります。
ダイニングとソファーを両方置くほどスペースがない場合はソファをやめて大きなテーブルを置くのも一つの方法です。
ソファを無くした分テーブルに予算が使え、スペースにも余裕が出きます。
テーブルも椅子に掛けるダイニングのスタイルでもいいですし。座卓のタイプでごろっとしたり、全体を低くすることで空間的に広く感じることができます。
キッチンに家族分のカウンターを作り、リビングに大きな座卓かローテーブルを置けば、椅子の生活とごろ寝ができる環境ができます。
私的にはこのパターンが理想ですかね。
カウンターキッチンでは、朝ごはんや家族がそろわないときはささっとすませたり、子供たちは勉強をしたり、大人はちょっとしたパソコンでの作業、そしてリビングでゴロンとできる場所があれば最高です。
逆に個室をあまり充実させないこともポイントですね。
リビングに必要なものがあれば、そこにいる必要があるのだからとことんリビングを快適に、そして自分のパーソナルスペースが確保されている様にする。これが家族が集まる部屋の特徴です。
家族以外が集まりやすい家
清潔感がある、が適度にちらかっている。高価なものがない。騒いでもいい環境。少々食べ物・飲み物をこぼしても大丈夫なソファーもしくはクッション、子供たちが暴れても問題ない雰囲気。あまりもてなさないで、セルフでおまかせにする。いつでも気軽に入れる。そんな場所なら人が集まる場所になります。
逆に、あまり人が来ない部屋とは、トイレが汚い、ちらかっている、汚い、対照的にきれいすぎる、片付きすぎている、高級な家具が置いている、騒いだり・汚したりすると怒られそう、気を使うぐらいもてなしてくれる。そんな家にはあまり人はやって来ません。
要は気兼ねなく過ごせて、少々汚しても問題ない場所ってところですね。
友人を呼びたい人、あまり呼びたくない人、色々だと思いますので、無理して人を呼ぶ必要はありません。
家族だけでくつろぎたいという家庭もあると思います。
その場合は家族第一に考えればいい。
やっぱり家は居心地がいいっていうのが一番ですね。