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銀河高原の気紛れブログ(完結済)

前立腺癌闘病生活に立ち向かう日々の記録です。このブログは終了し2019年12月13日からTwitterで趣味の旅行と吹奏楽のことを記しています。

ご他界後に20年以上経過しているために、以前に掲載を見送りました、物理学者「三石巌」先生の分子栄養学理論ですが、再度じっくりと拝読致し骨格概要のみをご紹介掲載させて頂きます。

ご関心のある方は、ぜひ三石巌先生の著書をご購入されるか、図書館でお借りしてお読み下さい。

私には、内容が多岐に渡り、かつ難しく、まだほんのちょっとだけしか理解できておりません。

元々は、三石巌先生の理論は、分子生物学、つまり遺伝生物学から始まりました。
分子生物学は、個体差(遺伝子の違い)の栄養学のことです。
分子生物学の分子は、DNA分子のことを意味しています。

三石巌先生の仰る、「健康自主管理、良質なたんぱく質とメガビタミンの摂取+スカベンジャー(活性酸素の除去)、この科学に基づいた3つの栄養素を摂取すれば、健康寿命が延びるはずである」、私には学ぶことだらけです。

以下、三石巌先生の著書からのランダム抜粋になります。


(全体編)
あらゆる生物は、外部から栄養を補給することによって生命を保っている。障害が起きるのは、摂取している栄養に問題があるからに違いない。

肉体は、基本的人権といった人為的な観念とは違い、決して平等に作られていない。

全ての生物は、個体と種の保存を目的として生きている。自らを滅ぼすために存在している生命など一つもない。体には病気や危険を避け、自ら健康になろうとする力があらかじめ備わっている。

それぞれの病因遺伝子には、必ずその抑制遺伝子がセットになっていて、抑制遺伝子は、抑制たんぱく質を作り、病因遺伝子を抑え込んでいく。


(癌編)
癌の発生は、癌遺伝子や癌抑制遺伝子の変異によることが明らかになっている。

癌は遺伝子の病気であり、癌になりやすい体質は遺伝するが、癌そのものが遺伝するわけではない。

ストレスを受けると、その対抗手段として副腎皮質が抗ストレスホルモンを出す。その代表が、コルチゾールというストロイドホルモンであり、このホルモンは、癌退治の専門家であるNK細胞を殺してしまうし、副腎皮質で作られるときには、活性酸素が多く発生する。つまり、ストレスは癌細胞をサポートしている。

~続く

(1/9追加)
日本の医師先生の方々(特に、実質厚労省の管理下になっている保険医の先生方)は、医学部時代に指導されているのか、それとも厚労省や医師会や所属学会から指導されているのか、分かりませんが、遺伝による障害や病の発症について(特に精神疾患分野)、過去の歴史から、人権擁護団体からの攻撃を受けるリスクが大なのか、意図的に回避することが多いように思われます。

昨年のテレビ番組で、「近い将来、結婚はお互いの遺伝子を確認してからする時代が来る」、との内容がありました。

また、遺伝性精神疾患であるダウン症は、検査すると胎児の時にその発症可能性が分かるようになったために、ほとんどの母親は出産することなく中絶しているそうです。

こういう時代が来るのを、三石巌先生は分かっていらっしゃったような気がします。

未来医学は、遺伝子治療がキーワードの一つになるのでしょう。

我々の次の世代は、錠剤服用すれば癌が簡単に治るようになればいいな、と思っています。