春らしく晴れた日の午後、あたし達は桜を見に出掛けた。
出発から一時間。
目的地にはたくさんの人で溢れていて、それでも目当てのものは目立っている。
綺麗という一言しかでてこなかった。
花びらが宙を舞って、その中を浮き足立って通ったりもして。。。三人ではしゃいで写メって笑い合って、屋台にも足を運ぶ。
充実した日だった。
でも。
笑顔の裏には親友への罪悪感で素直に笑ってばかりもいられなかった。
明日は親友の好きだった人と遊ぶ約束があるのだ…。
果たして、秘密を守り続けられるのか。
知っていることを、『知らないフリ』することがいつまでできるのだろう。。。