早いもので7年が経ちました。
毎年この時期になるとお世話になった緩和ケアを思い出します。
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素晴らしい緩和ケアセンターで
ベットのまんま写真のように散歩ができるんです。
写真は亡くなる数日前。
この日は快晴で太陽が眩しくて
「お父さん、散歩する?」って聞いたら
父は少し考えてゆっくり頷きました。
看護士さんに伝えたら、病室のドアを全開にして点滴をしたままベットのまんま緩和ケアの庭を散歩しました。
娘も学校を休んで父に付き添っていたので、看護士さんと一緒にベットを押してました。
今でも鮮明に覚えてるのは
太陽の光を浴びて、とても眩しそうにしてる父。
空を見つめる父の顔です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160317/11/norikon-0912/ee/bb/j/o0588064013594405204.jpg?caw=800)
病室から見える景色はこんな感じ。
すべての病室にテラスがあり
庭に出ることができる。
ペットを連れて来ることもOK。
ピアノもOK。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160317/11/norikon-0912/49/3b/j/o0640048013594405215.jpg?caw=800)
亡くなる数時間前には父の隣で娘が泣きながら弾き語りをしました。
大学病院での治療をやめて緩和ケアに移ることは、とても勇気がいりましたが、
あの時の決断は今の私が色んなことを決断することに生かされてます。
悩んでる時間が持てず、毎日のその瞬間その瞬間が大切な時間だったな。って覚えてます。
「時」の尊さを父から教えてもらいました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160317/11/norikon-0912/b4/40/j/o0800053713594405228.jpg?caw=800)
私や母や娘
そして妹家族
空の上からちゃーんと見守ってね、お父さん。
今からお墓参りです
![ドキドキ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)