7月から別の部署に行くことになりました。
地震の影響で異動が止まっていたのが、
いよいよ実行されることになったのです。
今やっている仕事は4月から始めたばかり。
途中で異動するのは心残りですが、
しょうがないですね。
私は他の同期と比較して異動が多いです。
専門性が付かない…と悩みもしましたが、
でも、その分色々な経験が出来るので、
ありがたいなと思います。
元厚生労働省局長の村木厚子さんのエッセイに、
「仕事をする上での射程距離は、経験した仕事の数と、
最も深くかかわった仕事の経験年数の掛け算で決まる」
と書いてありました。
村木さんはキャリア官僚ですが、
若い頃は異動・転勤が多く、悩むこともあったそうです。
ある時、一見関係なく見えるそれまでの仕事や人間関係が、
ふと、つながったように感じたとのこと。
点が面になった瞬間でした。
この面の面積の大きさが、
次に仕事を与えられたときにそれをこなせる能力。
私はいま、この点の数を増やしているのだと思います。
大きな面になるように、次の部署でもがんばります。