日光東照宮前についたのは15:00少し前。
16:30の列車で帰る私たちに残された見学時間は30分くらいです。
私は あわてて見るなら、見学はまたこの次にして、お昼を食べたいなあ・・・
なんて思っておりましたが、歴史建造物大好きな友人は 東照宮を目の前
にして入らない という選択はあり得なかったのでしょう。
迷わず見学致しました・・・が、かえって少ない見学時間で 東照宮への
想いが募ったのでしょうか。4日後に再び日光を訪れた と聞きました。

そんな駆け足ながら、ポイントの場所は一応チェック。

五重塔です。スカイツリーが開業した5/22より、来年3/31まで
期間限定で五重塔の内部を見学することができるそうです。

 
有名な陽明門。
後から知ったのですが、この陽明門の前にある二の鳥居から、
陽明門の東照大権現が真ん中に見える位置 というのが
結構パワーが強いそうです。それはいったい・・・と調べてみると、
星辰信仰 から来ていて、陽明門の真上に北極星が位置している。
というか、北極星との関係からこの場所に門を配置したのでしょう。
日光東照宮は江戸城のほぼ真北に位置していることから、
決して 江戸城の鬼門封じとして建ったのではなく、北極星は
天の最高神 という信仰から、北から江戸城や徳川家を守護しよう、
とされたのですね。有名なお話しでした。
1日見ていても飽きないことから日暮門といわれているこの門を
さっと通り過ぎてしまいましたが、また改めて参拝したいと思います。

 馬小屋の飾りの三猿。
見ざる言わざる聞かざる としているのが子猿なのは、
小さな子供に悪いことを見せない聞かせない言わせない という
古代エジプトやインドからの伝来なのだそうです。ほほー。

想像の象は 作家の狩野探幽さんが、象を見たことがなかったことから、
想像して象を掘られたことから言われているそうですが、象と蔵をかけてある
とも聞きます。あとからつけた話なのかなぁ・・・。

眠り猫と裏側にあるすずめさん 猫が眠ってスズメが踊る そのような
平和な世がいつまでも続きますように、という願いを込めて作られたとか。
でも、この奥に徳川家康公のお墓があるので、ねずみ一匹入れませんよ、
という意味もあるとか・・。

それ以外にもきっとあれこれいろんなお話があるのでしょうが、
やはりここも じっくり回らないと見きれないですね。徳川家康公のお墓にも
お参りできなかったので、また改めて参拝したいと思います。

 
 眠り猫の左側にあった祈祷殿 では結婚式が行われていました。
世界遺産で結婚式なんてできるんだーーー。びっくりです。
おめでとうございます